手縫いの日々

今月末〜3月初め頃には shop に新しいバッグを並べられれば…と思って、
今、仕上げの作業にかかっています。
ここ数日はずっと手縫いの作業を…。
レースを縫い付けたり、最後の仕上げをしたり。
縫っては休憩し、縫ってはこっちのほうがいいかな…とふと思ってそうやってみたり、
縫って縫って縫って…ようやく形になってきました。
今回も数点、ご用意させていただく予定です。
完成が近づいてくると、不思議なもので、この次に作りたいな〜と思うバッグが
作業の合間にぽっと頭のなかに浮かんできたり。
少しずつ木々のつぼみも膨らんできて、
今日は日差しもあたたか。
春を感じられるようなバッグをお届けできればいいなと思っています。
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最近の楽しみ…

それは、電車での移動中に、あるいは一日の終わりに
伊藤計劃さんの著作、『ハーモニー』を読むこと。
今からおよそ半世紀後の世界を描いているSF小説だけれど、
SFと聞いて一般的に想像するような、現実とかけ離れた世界を描いているというよりは、
そこに描かれていることは、すでにある形で現代の社会が内包していること。
それを凝縮させたような形で(あるいは、突出させたような形で)描いている。
たんたんと、テンポよく話は展開し、
読んだ後は、まるで一編の映画を見ていたかのように、
小説の中の世界が、主人公の動きが、色鮮やかに浮かんでくる。
主題は、人間というものに、そしてわたしたちの世界のあり方に深く切り込む、
とても重要で難しい問題を取り扱っているのに、
軽やかで心地よいリズムの文体が、ページをめくる手を止めさせない。
SFなのだけれど、SFという枠組みには決して収まっていない。
久しぶりに、時間を忘れて没頭し、
ちょっとした空き時間があればすかさず手に取ってしまう本に、出会った…。

雪の夜

しんしんと雪が降り、
わずかな時間で、まるで北の雪国であるかのように様変わり。
もうこの冬は雪の積もる街を見られないかと思ったけれど、
思わぬときに思わぬ形での、雪景色。
乗ってきた自転車を押しながら、まだだれも歩いていない雪道を、
雪のやわらかな感触と、それを踏みしめて歩く感触を味わいながら、歩いて帰る。
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味噌仕込み 2012

今年も昨年に引き続き、奈良の知人宅へ味噌仕込みに行ってきました。
味噌仕込みには、わたしたちの他にも五、六家族ほど入れ替わり立ち代わり来ておられて、そのうち2家族は小さな子ども連れ。

一年ぶりの再会だったけれど、子どもたちは別人かと思うような成長ぶり…!
7ヶ月の赤ちゃんから、1歳の子、2歳の子、4歳の子など年齢もいろいろで、みんな初めは様子伺いしているものの、しばらくすると一緒に遊んだり喧嘩して泣いたりして大騒ぎ。

そんな光景を見ていて、なんだか小さい頃のお正月ってこんな感じだったな〜などと…。
周りを見ても、小さい子のおじいちゃん、おばあちゃんの世代から、父親、母親世代、そして子どもたちと様々な年齢の人が集まって、年に一度、お正月にしか会わない親戚の子どもたちと一緒に遊ぶ…。

味噌仕込みが終わって、みんなでテーブルを囲んでいるとき、子どもたちを見て、小さいころの感覚が蘇ってきました。
「年に一度だけ会う」というこの感じ、いいなあと思う。

 

 

 

節分が過ぎ…

暦の上ではもう春…。
凍えるような寒い日があるかと思えば、
少しあたたかくなって、しとしとと雨の降る日もあって。
こうやって少しずつ春がやってくるのだろうな。
今日は京都の市内でも雪が降ったりやんだりの空模様。
毎年、この時季がやってくると、もう何年も前のことになるけれど、
雪がしんしんと降る中、友人と一緒に行った吉田神社の節分祭を思い出します。
聞いた話では、「昔ながらの京都の人」は、節分には吉田さんへお詣りして、
壬生寺で無言劇「壬生狂言」を楽しんで、翌日の立春を迎える…とか…。
今年の節分はなんだかばたばたとしていて、
家で恵方巻きをいただいただけでしたが、
来年は、吉田神社だけでなく壬生狂言にも行ってみたい…
と思っています。
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