出会ったもの・こと」カテゴリーアーカイブ

早秋

立秋を過ぎてから、少し過ごしやすくなりました。
ここ数日も曇りの日が続き、風があって涼しくて。
昔はお盆を過ぎると暑さが和らぎ、ちょうどこんなだったなあ…と、ここ数年の、いつまでも暑い日々から少し解放されて、ほっとした気持ちでいます。

 

今年も、8月初めに燕のねぐら入りを見にいきました。
日暮れ前から平城宮跡の葦原へ。

日暮れとともに、たくさんの燕が集まってきます。

あたりが暗くなるころ、次々と葦原に入っていきました。
刻々と変わる空の色もあまりに美しくて、時間を忘れて空を見上げるひとときでした。

 

少し涼しくなって、ようやく人形を作りたいという気持ちになり、久しぶりに作っております。
お気に入りの生地をたっぷり使って…。

 

 

 

猫と蓮

連日、とても暑い日が続いております。
うちにやってくる猫は、ついに玄関前の風のとおる場所に…

網戸ごしにぱしゃり。

猫はいつでも、一番気持ちのよい場所にいます。

 

先日、家の近くのお寺で蓮の花を見ました。

夕暮れどきだったので、咲いているところを見ることはできなかったのですが、大きな大きな葉っぱや、咲き終わった後のいろいろな姿を見せてもらえました。

こんなに大きな蓮の葉っぱを見たのは初めて…。
あまりにおおらかに群生する姿に、心うたれる夕暮れのひとときでした。

 

 

 

梅雨明け

一気に夏の空気になりました。

 

数日前の散歩。

水田近くにいるかもたち。

この日は亀にも出会いました。

大雨の影響で、池の水位はいつもよりだいぶ上がっています。

電線にはスズメ。

家に戻ると、いつものねこが水を飲みに。

なんでもないことだけれど、みんな生きているっていう感じがして、しあわせな気持ちに満たされた日でした。

 

本格的に暑くなる前に、庭の草刈りなど、ひととおり済ませてしまおうと思い、ここ何日かかけて庭全体をきれいに…。
紫陽花の切り戻し、低木の剪定も。
整うと気持ちがいい…
風の通りも変わる感じがします。

今朝は、南向きの掃き出し窓の外にすだれも立てかけました。

庭のブルーベリーの収穫も開始。
色づいたものから収穫して、つまみ食いしつつ(甘酸っぱくて美味しい…)、ジャム用に冷凍保存♩

いよいよ、2026年の夏が始まります。

 

 

 

秋の東大寺

11月3日
普段は入ることのできない正倉院の敷地内に、3日間限定で入れると聞いて、東大寺へ。

秋の日差しの中、気持ちよさそうな鹿たち。

少しずつ紅葉も始まっていました。

 

いよいよ、正倉院の敷地の中へ。

こんなに間近に見られるなんて…
校倉造りの、木が組まれている様子や、全体の大きさが、体感的によくわかりました。

見ている途中に雨が降ったりもしたけれど、出てくると雨上がりの日差し。

上の写真の左の木は、おかっぱ桜と呼ばれています。
鹿が食べるために、自然におかっぱ型にカットされたようになっている桜。
よく見ると、その辺り一帯の木の下のラインが、鹿の食べられる高さに全部そろっていました。

 

 

 

曽爾高原〜宇陀・森野旧薬園へ

10月3日
宇陀郡曽爾村にある曽爾高原と、宇陀市大宇陀にある森野旧薬園へ。

曽爾高原はすすきで有名な高原。
5年前にも一度訪れたことがあったのですが、母が一度行ってみたいということで、今回は父母と一緒に。

この日は午後から雨の予報。
曇り空で涼しく、人も少なく、切り立った断崖絶壁の多く見られるこの場所独特の地形と、そこからの風景を、存分に楽しめました。

馬の背のように見えるこの山の向こう側は三重県で、奈良と三重の県境になっています。

かつて、曽爾高原のすすきは、村の民家の屋根の材料にも使われたそう。
現在は、春に山焼きを行い、すすき以外の植物の生育を抑える形で、このすすきの草原の景観を保護しているのだそうです。

 

午後からは、大宇陀にある森野旧薬園へ。

森野家は、代々吉野葛の製造に携わる家でしたが、第11代の森野通貞(藤助)(1690-1767)は、薬草木を愛好し、屋敷内にこれを栽培。
そのことが幕府にも聞こえ、幕府採薬使とともに近畿北陸の薬草を採取したり、幕府より中国産の薬草を下付されたりし、それらを植え付けたことから1729年に当時唯一の私園として、森野薬園が開設されたそうです。
現在も、江戸時代の面影を残す希少な薬園ということで史跡に指定されています。

中に入ると、吉野葛製造の際に使われる旧桶がありました。(現在は別のタンクで製造されているそうです。)

葛の根。

奥の階段から旧薬園へ。

階段を上がっていきます。

階段から見る宇陀の街。

うちの庭にもあるゼニアオイやワレモコウにも薬効があるとは、初めて知りました。

幕府下付6種類の薬草木。

幕府下付のサンシュユ。

展示室には、植物学者の牧野富太郎さんが訪れたという記録も。

森野旧薬園は、これまで映像で見てその存在を知っていたのですが、今回初めて訪れ、その土地の空気や風を感じることができ、感激でした。
山野草にはほとんど薬効があるのかと思うほど、うちの庭にも育つ植物が薬草として植えられていて、とても興味深く、感じることがたくさん…。

帰りに寄った道の駅では、なんと大和当帰の苗が。
あまりにうれしく、一苗購入し、帰宅後にさっそく植え付けました。

とてもうれしい出会いに恵まれた、よい一日でした。
ありがとうございました。