受注制作などのお品」カテゴリーアーカイブ

森の緑

ヨーガのシンギングボウルを入れるポーチということで、このたびオーダーいただき、作らせていただきました。

いくつかの布とデザインの中から、お好みのものをお選びいただきました。
深い森のようなグリーンのコットン生地に、3種類のアンティークレース。
それに、琥珀色の小さなビーズをちくちくと縫い付けて仕上げました。

内布は、生成り×ブラウン系のナチュラルな風合いのストライプ生地。

紐にはリネン素材のものを用いています。
紐の先には彫り模様の入ったウッドビーズを…。

表地は、とてもしっかりとした、でも程よいしなやかさのあるコットン生地なので、シンギングボウルを入れるのにちょうどよい感じに仕上がりました。

ドイツから日本に一時滞在中のお客さまからのオーダーだったので、帰国までにお届けしました。
この子はお客さまとともにドイツに…。
どうかお役にたてますように。
ありがとうございました!

 

◆size (平置で採寸) ◆
h 約 27cm × w 約 21cm
(口を絞らない状態で計測)

 

 

 

ホワイトワークのリボンショルダー

リボン結びの斜めがけショルダーバッグを、という受注制作のご依頼をいただき、制作させていただきました。

バッグ表地は、アンティークのホームスパンリネン。
しっとりとした肌触りに、つややかな表情…。
品よく、とても美しい質感のとっておきの一枚を用いました。

表地にあしらったのは、手刺繍のカットワークレース生地。
ひとつひとつ手で丁寧に、ふっくらと刺繍されたアンティークの生地です。
さらに、繊細なアンティークレースに、ギャザーをたっぷり入れて縫い付けました。

ボタンはイギリスのヴィンテージボタン。
彫り模様が入っていて、素敵なボタンです。

内布は3種類の中からお客さまにお選びいただきました。
リネン混の風合いのよい花柄生地で、淡いピンクベージュの地にクラシカルなバラの模様。
表地のリネンの淡いクリーム色と相まって、上品で、やさしい雰囲気に。

ショルダー紐は、強度も考慮して生成り色の綿帆布を用いています。
裏地は、バッグの内布と同じもの。ちらちらと顔をのぞかせるのが素敵です。

リボンの結び具合によって、ショルダー紐の長さを調節していただけます。

アンティークリネンやアンティークレースのぬくもりある表情をお楽しみいただけたら嬉しいです。
これからの季節のお出かけが、楽しいものとなりますように。

 

 

 

日々 ::: 水無月 :::

6月も半ばを過ぎ…

あちらこちらで、色とりどりの紫陽花がきれいに咲いています。

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この季節、散歩の途中に毎年見かけるマガモの夫婦。
今年の夫婦は、雄の尾の部分がくるんっとなっているので、いるのはいつも同じ子たちだとわかります。

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また別の日…

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いつもこうやってのんびりーとしていて、わたしが近づいても逃げる気配もなく、一緒にいさせてもらえます♪
しあわせなひととき。

 

 

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そして、番外篇ですが、最近制作したものから…

春子ちゃんの新しいお洋服。
(以前の春子ちゃんの記事はこちら

子らから、春子ちゃんにピンクのお洋服を!というリクエストがあり、作ってみました。
ついでに、春子ちゃんのかばんも一緒に。

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かばんの中には、以前着ていた黄色のお洋服。

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こうやってこまごまとしたものを作っているうちに、人形づくりの楽しさを知ってしまったような…。

子どもたちの中では、春子ちゃんは、今、大学生で、卒業したら結婚して、子どもも生まれるの! というストーリーまでできていて…。
ゆっくりのんびり、時間のあるときに、新しい子も作ってみようかなあ〜と考え中です。

 

 

 

(( 番外編 )) 子どもたちへのお話会のために

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知人の子どもたちへのお話会のために作ったお人形。
人形作りは初めてでした。

布を切り出して、縫って、綿をつめて、お洋服を作って。
髪の毛は、もこもことしたウールの生地で作りました。

お人形は、やはりお顔が一番難しい…。
ほんの少しの角度や大きさの違いで、ずいぶん印象が変わります。
試行錯誤の末、ようやく刺繍で仕上げました。

 

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2016-04-23 12

当日…
終わってからお絵描きする子。
細かいところまでよく見て、雰囲気をつかんでいてとても上手。

春に生まれたから “春子ちゃん” なのだそうです。

 

 

 

夏に作ったもの/季節は移ろい…

少し遅くなりましたが、この夏に制作したものの一つのご紹介します。

わたしたち夫婦が長くお世話になっている70代の男性の方に、贈り物として作った鞄です。
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わたしの使っているホームスパンリネンのかばんを見て、いい鞄だね、そんなののショルダーバッグがあったら欲しいなあ…と言ってくださったことがあって、でもなかなか手をつけられずにいたのですが、この夏、ようやく形にすることができました。

表地には、その時わたしの持っていたかばんと同じ、淡いベージュ系のホームスパンリネンを用い、バッグのかぶせ部分に、その方をイメージして、茶系の生地を組み合わせてあしらいました。

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持ち手は、バッグの裏地と同じ、しっかりとした帆布で制作…
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バッグ口部分はドットボタンで留められるように。
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ポケットはファスナー付きのものと、スマートフォンを入れられる立体的な形のポケットをつけました。
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あまり硬すぎない鞄がお好きな方なので、バッグ全体にキルト綿を挟み、適度な厚みとふんわり感を持たせ、バッグの底のみしっかりとした芯を入れました。

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先日、無事にお渡しすることができて、ほっと一息。
お世話になっている方にバッグを作らせていただくことができて、嬉しく幸せでした。

 
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そして…
先週末、久しぶりに鴨川に。

川岸に彼岸花
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思いのほか、早くやってきた秋…
静かな秋の夕暮れでした。