日々のこと」カテゴリーアーカイブ

木製ドール*小さな魔女

ようやく、ほっと一息つける、心地よい気候に…。

彼岸花が満開。

 

小さな魔女の木製ドールを作りました。

くりくりとした、赤い巻き毛。

首元には、アンティークレースとボタン。

エプロンは、ピンク〜紫〜グレー系の布でパッチワーク。
エプロンの紐、裾のレースも、アンティークのものを用いています。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、顔とボディは木製、手足は布です。
座ったときにしっかり安定するように、また膝も曲げられるように、作っています。

木のお人形は、木ならではの心地よい重みとぬくもりが感じられて、お部屋にちょこんといると、ほっこり和みます♩

 

 

 

新しいお洋服

古いおもちゃ箱の中にいそうな、お人形。

手元に届いたとき、シミやヤケがたくさんの、くたくたになった、下の写真のお洋服を着ていました。(着ている時の写真を撮り忘れていました…)

洗濯して少しきれいになったものの、やっぱりシミや汚れが目立つので、新しいお洋服を作ることに。
これはこれでおいておいて、いつか紅茶染めかコーヒー染めでもしようかな…

この子には、この布のお洋服が似合いそう、とすぐに手を取ったのが、ドイツから届いて、ずっと大切にしまってあったこの布。

ホームスパンの生地です。

とても気に入って手元においていて、なかなかハサミを入れることができずにいたのですが、この子のお洋服にぴったりと思ってからは、迷うことなくハサミを。

ほっぺに紅も入れてみました。
首元には、手編みのアンティークレース。

ドロワースも新調。

ボディも、かたく絞った布でしっかり拭いて、乾かして、お風呂上がりのように、さっぱり。生まれ変わったみたい。

うちに来てくれて、ありがとう…♩

 

 

 

初秋の畑

晩夏から、小さな蕾をたくさんつけていた秋明菊。
花が咲き始めて、庭にも秋がやってきました。

今年の夏、花を咲かせた金柑には実が。
植えてから、この秋で2年。初めての実。
とってもうれしい…!

ニラも、かわいい花を咲かせております。

 

そして…今年は、8月下旬頃から、綿花を収穫しています。

夏の間、花を咲かせ、

実になり、

はじけて、わたに。

日本に伝わる茶綿なので、ほんのり茶色。
このわたの中に種が入っています。

なぜ種がわたに包まれているのか、はっきりとはわかっていないそうです。
風で飛ぶでもなく、鳥たちに運んでもらうでもなく、このような大きなわたに包まれて…

一説によると、このわたのまま、ころころと転がって、海流に乗って他の島に渡ったと考えられ、このわたのおかげで、海を渡って広範囲に子孫を広げることができたのかも、と。

そうだとしても、それ以上の何かがあるにしても、きっと、植物の生き残るための何らかの戦略。
自然の神秘…

 

それにしても、綿花は、ふわふわとやわらかく、見た目もころんとしていて、あまりにもかわいいのです。
どういうふうに使おうか、思案中です♩

 

 

 

季節の手しごと*苺ジャム

初夏に庭でとれた野苺。
熟したものから少しずつ収穫し、冷凍していたもので、苺ジャムを作りました。

解凍した状態で、苺の分量を計ると約670g。
160gの砂糖と、60mlのレモン汁をまぶして、少し時間を置きます。

これをホーロー鍋に入れて弱火にかけ、10分ほど煮てとろみを出します。

残りの160gの砂糖を加え、中火にしてかき混ぜながら煮ます。

今年は昨年よりも量が多かったからか、とろりとするまでに、だいぶん時間がかかりました。

昨年は、砂糖を加えてから中火で煮た時間が約10分だったので、苺の形の残ったジャムに。
今年は、約50分煮たので、苺の形はなくなって、とろとろのジャムになりました。これはこれで美味しい♩

瓶に入れて冷蔵庫で保存します。

苺ジャムは、作っている間もずっといい匂いが部屋中立ち込めて…心地よいひととき。
甘酸っぱさがなんとも言えず美味しくて、豆乳で作ったヨーグルトと合わせて、毎日いただいています。
庭の野苺さん、ありがとうございます♩

 

 

 

夏の夕暮れに

7月8日
散歩の途中、バス停の屋根の裏側に、燕の雛がいるのを見つけました。

まだ目は開いていなくて、頭のてっぺんに小さな毛が生えています。

 

それからちょうど一週間たった、7月15日。
巣におさまりきらないくらい大きくなって、おしあいへしあいしている風。
目も開いて、喉のところが赤くなって…。

時々、伸びをしたり、羽を伸ばしたり、からだの向きを変えたり。

 

そして、その2日後の17日。まだいるだろうと思って行ってみると、なんと、もう巣だったあとでした。

 

近くを歩いていると、あの子たちかなと思う燕が。
まだ飛び慣れていなくて、親つばめと一緒に、飛ぶ練習をしているみたいでした。

巣だったばかりの子どもは、尾が短いので、そうとわかります。

 

暑さがやわらぎ、ほっとする夏の夕暮れでした。