夏の夕暮れに

7月8日
散歩の途中、バス停の屋根の裏側に、燕の雛がいるのを見つけました。

まだ目は開いていなくて、頭のてっぺんに小さな毛が生えています。

 

それからちょうど一週間たった、7月15日。
巣におさまりきらないくらい大きくなって、おしあいへしあいしている風。
目も開いて、喉のところが赤くなって…。

時々、伸びをしたり、羽を伸ばしたり、からだの向きを変えたり。

 

そして、その2日後の17日。まだいるだろうと思って行ってみると、なんと、もう巣だったあとでした。

 

近くを歩いていると、あの子たちかなと思う燕が。
まだ飛び慣れていなくて、親つばめと一緒に、飛ぶ練習をしているみたいでした。

巣だったばかりの子どもは、尾が短いので、そうとわかります。

 

暑さがやわらぎ、ほっとする夏の夕暮れでした。