昨晩は琵琶湖に花火を見に行ってきた。
これまで、大阪、滋賀、京都でいろいろな花火を見てきたけれど、
わたしの経験する限りでは琵琶湖の花火大会は、
その規模と迫力という点では群を抜いてもの凄い。
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琵琶湖に打ち上げられる花火を初めて見たのは、4,5年前に浜大津から、だった。
自分の認識の容量をはるかに超える勢いで次から次へと打ち上げられる花火に、
身体が震えるくらい、どきどきした。
なぜだかわからないけれど、嬉しくって、凄すぎて、そして少しの恐怖感もあって。
琵琶湖の上に、扇形状にひろがる色とりどりの大輪の花。
少し遅れて聞こえるどーんどーんという大きくて分厚い音…。
そして、なんかよくわからないけれど、とんでもないことが起こっている、
というような感覚。
「感動」というのは、自分自身にとっての、ある一定の容量を超えたもの
と出会ったときに生まれるんだ、とそのとき思った。
今回は二度目ということもあってか、
そのときに比べるとやや落ち着いて(笑)見ていたような気がするけれど、
それでもやっぱり凄かった。
花火はいいなー、すきだなー、と思った。
しゅるしゅるしゅるとあがっていって、ぱっとひらいて、
そして消える。
そしてそのあとにどーんという大きな音が聞こえる。
ほんの一瞬のことだけれど、その一瞬の出来事が
人々を楽しませたり、その心を震わせたりしている、ということが
わたしにはとても美しいことのように思える。
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日が傾いて涼しくなった頃、花火でも見に行こうかって言って
ぶらぶらとうちわ片手に外に出て行く、
そんな夏の夜が大好きだ。