family and friends

少し前に、ホトトギスの花が咲き始めました。

秋明菊もとっても元気。土が合ったのか、年々、株が大きくなっています。

11月とは思えないぼどの暖かさで、マリーゴールドもまだまだ…

とてもたくさん咲いているので、染めに使おうか、どうしようかな…と思っております。

 

最近作ったもの。
ようやく完成した小さな木製ドールたち。
手のひらに乗るくらいの小さなお人形です。
赤毛のアンと、その家族、友人をイメージして作ってみました。

マシューとマリラ。

マシューはお顔の真ん中に、丸いお鼻のような木目があったので、それをそのまま生かしました。

ダイアナとギルバート。そしてアン。

お洋服をどんなふうにしようか、お顔をどうしようか…と、長い間時間を置きながら、ゆっくりじっくり考えるのが楽しいひとときでした。

 

 

 

秋冬の小さなキルト

麗しい秋。

歩くのが気持ちのいい季節。

少し寒くなってくると作りたくなるキルト。
今回は、シンプルな四角つなぎの小さなキルトを作りました。
赤、茶、ベージュ系の、花柄やチェック柄の生地をいろいろ。

裏地はお気に入りの花柄で。
周りには同じ色のレースを、ぐるりと縫い付けてみました。
間に薄手のキルト綿を挟んでいるので、ふんわり、やわらかな触り心地。

このくらいの小さめサイズは、パッチワーク用の布を入れているかごのカバーや、家電のカバーなど、フリークロスとして使い勝手がよく、気に入っております。

 

 

 

季節の花、カーテンづくり再び

金木犀が咲いて、ふんわり、よい香り。

 

庭の、秋の花たちにも動きが。

フジバカマ。

ホトトギス。蕾。

藍の花。

みんな、気持ちよさそうに見えます。

そして…
今のよい季節に、と思い、ようやく作った最後のカーテン。

実は、作業部屋に厚地のカーテンはなく、ずっとレースカーテンだけでした。
この部屋は掃き出し窓になっているので、サイズがとても大きく、3年前にレースカーテンを作った後、あまりの大変さに、続けて同じサイズで厚地カーテンを作るのが億劫になってしまい、雨戸があるし、厚地のカーテンはいいかな…と思い、そのままにしていたのでした。

けれど、だんだん毎度、雨戸を開け閉めしなくなり、日が暮れても作業している時に、厚地カーテンがないのが不便で…
最後に、ひとがんばりしてやっぱり作ることに。

縫製は単純なのに、大きいというだけで、ひとつひとつの作業がものすごく大変。
15mの生地をカットするのも、それを縫い合わせて2枚のカーテン生地にするのも(ひだを作る前のカーテン1枚の横幅が約3m…)、端や裾を縫うのも、ひだを入れるのも、最後に吊るすのも…
地面に這いつくばるようにして、一日2〜3時間作業して、4日かかりました…!

カーテンタッセルは、寝室と同じように、木製リングとテープで。

生地選びも、作業のしやすさを考慮に入れて、あまり厚地すぎず、滑りにくそうで、柄合わせのないカーテン生地を中心にして探し、綿混のナチュラルな風合いの生地を選びました。
部屋の大きな面積を占めるので、出来上がって部屋にかけた時の雰囲気がどんな風になるか、最後までどきどきしていましたが、かけてみると、落ち着いた雰囲気になり、ほっ。

これで日が暮れても、安心して、気持ちよく作業できそうです♩

 

 

 

柿渋色のかばん

3年前に、柿渋色のショルダーバッグを作ってほしいとご依頼くださったお客さまから、再び、同じ形のバッグを、と受注制作のご依頼をいただき、作らせていただきました。

生地は、以前よりも濃い色をご希望とのことでしたので、柿渋色よりはやや黄色よりの色なのですが、前回よりも濃い色のバッカス生地(酒袋風の生地)を表地に使用しました。

デザインは完全にお任せくださったので、その方に似合いそうな雰囲気で…。
木製の、木目が個性的な雰囲気のあるボタンをアクセントにあしらいました。

ふたを開けた前側にはファスナーつきのポケット。

バッグの口部分はドットボタンで開閉できるようになっています。

内側には、ファスナーつきポケットと、ファスナーなしの普通のポケットがひとつづつ。

肩紐は長さ調節できます。

後ろ側にもファスナーつきのポケット。

表側にあしらった布のひとつが花柄で、渋めの色合いの中にも、少しかわいい雰囲気の漂う、存在感のあるかばんに仕上がりました。

 

size:
横 約30cm
たて 約32cm
マチ 約9cm

 

 

 

木製ドール*小さな魔女

ようやく、ほっと一息つける、心地よい気候に…。

彼岸花が満開。

 

小さな魔女の木製ドールを作りました。

くりくりとした、赤い巻き毛。

首元には、アンティークレースとボタン。

エプロンは、ピンク〜紫〜グレー系の布でパッチワーク。
エプロンの紐、裾のレースも、アンティークのものを用いています。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、顔とボディは木製、手足は布です。
座ったときにしっかり安定するように、また膝も曲げられるように、作っています。

木のお人形は、木ならではの心地よい重みとぬくもりが感じられて、お部屋にちょこんといると、ほっこり和みます♩