種を取る

7月、黒田五寸人参の種取りをしました。
カラカラに乾いた人参の花には種がぎっしりと。

それを手でほぐして落とします。

種の一つひとつに細かな毛がたくさん生えていて、この毛が、人参の発芽に必要な水分を保ち、発芽しやすいようになっているようです。
(ちなみに、市販の種は、この毛が全てきれいに取られてしまっています。機械での種まきが想定されていて、機械まきだとこの毛がじゃまになるので、そのように処理されているのだそうです。)

こぼれ種からもたくさん発芽していますが、さっそく空いていた畝に種まきしてみました。

この夏は、今年初めて育てたオクラと茄子が元気。
オクラは三重県で無農薬で農業をやっておられる方から種を分けていただいたものです。
大切に、種取りまでしたいと思います。

 

夏の畑

春先に種蒔きした紅花。
先週あたりから、花の盛りを迎えています。

この1週間くらい、毎朝、紅花摘みを。
咲いたものから、少しずついただいて、摘んだ花びらは天日で乾燥させます。

最初は黄色いのに、乾くと紅花色に。

紅花染めをしてみたいなと思っていますが、どのくらい集まるかな・・

(先月撮った写真ですが、)今の季節、畑には・・

コモンマロウ

枝豆と六角オクラ

四葉キュウリ

トマトに真黒ナス

夏野菜が、少しずつ大きくなってきています。

こちらは、黒田五寸人参の花。

とってもおいしかったので、種取りできないかな〜と思い、花咲かせております。

そして、レモンの木にはアゲハ蝶の卵。
鳥のフンのような小さな幼虫を1匹だけ捕まえて飼育ケースに入れると、どんどん大きくなり、レモンの葉っぱをたくさん食べて緑色の幼虫になり、蛹になってから2週間あまりで、こんなに美しい蝶に。

ちいさな命に自然の神秘・・

 

 

 

腹心の友

今年も近所の田んぼの田植えが終わり、蒸し暑くなってきました。

NHKで放送されていた、”アンという名の少女”(2017年カナダ)を観てから、赤毛のアン熱が再発し・・・
赤毛のアンの人形を作ってしまいました。

アンとダイアナ。

エプロンは脱ぎ着できるように、小さなボタンを。

今回は、お人形の髪の毛はウールで、お顔は、刺繍糸ではなく、アクリル絵の具で描いてみました。(初代の春子ちゃんはこちら。2代目の小さな子はこちら。)

たまのお人形づくり、やっぱり楽しい・・です。

 

 

 

風に乗って

先日散歩していると、まるで雪のように積もった白いふわふわとした綿のようなものが・・

よく見ると綿毛で、小さな黒い種がついています。
調べてみると、丸葉柳の柳絮(綿毛のある柳の種子)、と。

風に乗ってふわふわと舞うさまは、雪がちらちら舞っているようで、とても幻想的。
いつまでも見ていたくなる、初めて目にする光景でした。

 

 

 

春の色、夏の色

平城宮跡の桜。
緑と淡いピンクのコントラストがきれいで・・見入ってしまいました。

桜は散り始め、ここ数日は、まるで初夏のような陽気。庭の木々の新芽がどんどん大きくなっています。

畑も、トマト、茄子、ピーマン、ししとうなど、夏野菜の種まきを始めました。
他に、紅花、カモミール、マロウ、エキナセアなども。
少しずつ発芽してきていて、楽しみです。

***

そして、こちらは最近作ったパネル。

シンプルなヨットのモチーフのパッチワークキルト。トラディショナルなパターンです。涼しげな配色にしてみました。18cm四方の木製のパネルにタッカーで取り付けております。

パッチワークは、同じパターンでも、配色によって見え方や雰囲気ががらりと変わるのが面白いです。

最近は、思いっきり体を使う畑作業と、部屋で静かにちくちく縫い物をする時間、その両方で、ちょうどよくバランスがとれる感じがしています。