季節の手しごと」カテゴリーアーカイブ

春の黄色

あたたくなったり、寒くなったり…
今年は寒いからか、例年よりも梅の花が咲くのもゆっくりな感じがします。

この時期は、昨年剪定した木を燃やして炭にしたり、お味噌を仕込んだり。
炭は細かく砕いて、畑の土に入れ、耕します。
お味噌は、昨年から、米味噌に加えて、麦味噌も作るように。
米麹と麦麹は、奈良の老舗、井上本店さんに予約していたものを取りに行き、その日のうちに、塩と、あらかじめ煮て潰した大豆と混ぜ、仕込みます。
出来上がりは10月ごろ。今年はどんな感じに仕上がるか、楽しみです。

 

お人形は春らしいものを。
以前作ったお人形と似た感じで、というご依頼をいただいて、赤毛の女の子を作ったり…

明るくおおらかな雰囲気のお母さんのお人形を作ったりしました。

このお人形は、青空のもと、洗濯しているイメージ…。

この季節は、黄色のイメージ。
春の光、早春に咲く花の色…

小さな女の子のお人形は、大阪府のお客さまのもとへ、お母さんのお人形は、東京都のお客さまのもとへお届けしました。
ありがとうございました。

 

 

 

しめ縄づくり

今年は、しめ縄を手作りしました。

いつも農産物直売所で、たくさんまとめて安く売られている藁。
普段は、畑のマルチに使っています。

土を裸にしないで藁で覆っておくことで、適度な水分が土中に保たれ、冬は保温にも…。
植物はもちろん、蜘蛛などの小さな生き物たちにとっても藁は心地よいようで、藁を敷くようになってから、植物は元気になり、庭に小さな生き物が増えました。

バッタ、トカゲ、カマキリ、カエル…時には、イタチを見かけることも。
季節ごとに、さまざまな野鳥、蝶、蜂もやってきてくれます。

いろいろな生き物が、それぞれに生きている姿を間近に見せてもらえることは、毎日の、ささやかな、そして大きなしあわせ。彼ら、彼女らの姿を見ていると、不思議と活力が湧いてくるのです。

わたしたちが気持ちよく感じる庭というのは、きっと、土中の微生物、小さな生き物たち、植物たちにとっても居心地のよい庭なのだと思うのです。

自然が、自然のもつ本来の力のままに十全に働けるよう、”必要のないこと、余計なことはしない”、ということが、庭守の役割なのかなと思っています。

 

さて…話がそれてしまいましたが、今年は、畑で使っている藁の一部で、しめ縄を。

わら工芸の本を参考にしながら、12月中旬の暖かな日に作業しました。
まずは、藁すぐり。

ハカマと呼ばれる余分な葉などを取り除きます。
右が取り除いたもの。左が残ったきれいな藁。

その後、藁を水に浸します。
吸水させた後、大きめのビニール袋に入れて、1時間ほど蒸らします。
乾燥していると、細工の時に割れてしまうので、この作業をするのだそうです。

この後、作るものによっては、湿らせた藁をたたく、藁打ちという作業が必要になるようなのですが、今回作る、一番シンプルな形のしめ飾りは、藁打ちは不要とのことだったので、省きました。

藁の束を三つに分けて、それぞれ右向きにねじりながら、互いに巻きつけるようにして、左向きに巻き上げ、三つ縄にします。
編み上げたら、一つにまとめて丸い形に。これで土台の出来上がり。

そして、土台に飾り付け。
白い紙を切って紙垂を作り、赤色と金色の紙を巻き、その上から水引をつけて飾りました。
稲穂を先につけて、完成。

今年一年の感謝の気持ちを込めて。
明日28日に、門に飾りつけます。

 

 

 

冬の月

12月15日
夕暮れ時の、三日月。

 

この日、朝から小豆を炊きました。

小豆を炊いていると、しあわせな気持ちになります。
この赤い色から、エネルギーをたくさんもらっているような感じがして。

おぜんざいにして、いただきました。

 

近所の神社は、毎月1日と15日だけ門が開いて、お参りすることができます。
今日は、今年最後の開門の日だったので、お参りに。

そうしてみてはじめて気がつきました。昨年も、ちょうど12月15日に小豆を炊いて、神社にお参りに行ったんだった…と。
朝、小豆を炊こうと思った時は、15日ということを全く意識していなかったのですが、偶然にも、同じ日だったのでした。
自分では意識していなくても、潜在的に何かがそうさせているような感じがして…とても、印象深い一日でした。

 

 

 

季節の手しごと*苺ジャム

初夏に庭でとれた野苺。
熟したものから少しずつ収穫し、冷凍していたもので、苺ジャムを作りました。

解凍した状態で、苺の分量を計ると約670g。
160gの砂糖と、60mlのレモン汁をまぶして、少し時間を置きます。

これをホーロー鍋に入れて弱火にかけ、10分ほど煮てとろみを出します。

残りの160gの砂糖を加え、中火にしてかき混ぜながら煮ます。

今年は昨年よりも量が多かったからか、とろりとするまでに、だいぶん時間がかかりました。

昨年は、砂糖を加えてから中火で煮た時間が約10分だったので、苺の形の残ったジャムに。
今年は、約50分煮たので、苺の形はなくなって、とろとろのジャムになりました。これはこれで美味しい♩

瓶に入れて冷蔵庫で保存します。

苺ジャムは、作っている間もずっといい匂いが部屋中立ち込めて…心地よいひととき。
甘酸っぱさがなんとも言えず美味しくて、豆乳で作ったヨーグルトと合わせて、毎日いただいています。
庭の野苺さん、ありがとうございます♩

 

 

 

夏の手しごと*赤しそジュース

毎年恒例の、赤しそジュースづくり。
今年は、家の畑の赤しそだけで作ってみたいなと思い、ひとつの畝を赤しそに使いました。

たっぷり330gほどの葉を詰み、それを洗って、2lのお湯の中に入れ…

10分ほど煮出したら、葉を取り出して、クッキングペーパー+ザルで液を漉します。

漉した液に氷砂糖600gほどを入れて、溶けるまで弱火にかけて…

氷砂糖が溶けたら、火を止めて、クエン酸大さじ1を入れてかき混ぜ、冷めたら容器に移して出来上がり♪
飲むときは、水か炭酸で割って飲みます。

その季節になるものをいただくと、からだがとても元気になります。
人間も自然の一部なんだなとしみじみ。
身土不二。ありがたいです。