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windmill

風車のような刺繍模様の入ったコットン生地と、素朴な麻の雰囲気が素敵な生地を用いて、かばんを制作中です。

刺繍生地は、手刺繍のようなぬくもりのある、日本製の質のよい生地で、心地よい肌触りと品のよい雰囲気が魅力的な生地。
あまりの繊細な表情に、じっと見入ってしまいます…。

麻の生地は、まさに “日本の夏” を思わせるような、どこか懐かしい雰囲気の漂う一枚。

こちらは、フリルにしてあしらいます♪
どちらも透け感のある軽やかな生地なので、素材の風合いと質感を生かして制作できればと思っています。

 
 
 

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先週は、京都のとある町家へ。

風の通りがよく、室内への光の入り方がやわらかく…。

 

町中にあるのに、坪庭を中心として建てられているということもあって、町の中だということを忘れるような静けさが。

風、光、緑、そして建物を構成する木…。

ぬくもりを感じる空間での、心地よいひととき。

 

 

 

空へ

空に向かって伸びるもの。

この子たちに倣って、手足をうーーーんと伸ばすのが気持ちのよい季節になりました。

 

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わたしたち夫婦が長年お世話になっている先生のかばん。

かばんのかぶせ(蓋)が、歩くたびにぱたぱたとなるので、そうならないようにしてほしいとご依頼があり、留め金具を。

すでに完成しているかばんに取り付けるということもあり、ひねり金具にしました。

歩くたびにぱたぱたなるのが気になって、購入したきりずっと眠っていたかばんだったとのこと。
お使いいただけるようになってわたしもとても嬉しい…!

お手伝いさせていただき、ありがとうございました。

 

 

 

木の芽晴

いつもよりゆっくりと花開かせた木蓮。
あたりは春の匂いでいっぱい。

 

この一週間、自転車を走らせていると、あちらこちらで卒業式の模様。
別れと出会いの季節…ですね。

 

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あたたかな春の陽を感じながら、受注制作のお品の制作を進めています。
素敵な作品に仕上がりそうで…わくわく。
ご依頼くださったお客さま、もうしばらくお待ちくださいね。

 

 

 

春の方へ

寒い日が続いていますが…

植物も、動物たちも、内側では春に向けて、少しずつ変わりつつあるのを感じるこの頃。
わたしたちのからだも、梅の花が咲き始める頃から満開になる頃までの間の変化が、一年で一番大きいのだそうです。

 

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春らしく。軽やかに。

制作中のアンティークレースのバッグ。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、小さなパールビーズをちくちくと、一つづつ手で縫い付けています。

今月末〜3月上旬頃には、shopに並べられればいいなあ…と思っています。

 

 

 

ホームスパンリネン/リトアニアリネン

とても寒い日が続いています。
京都は連日、雪がちらちらしていましたが、今日は久しぶりの晴れ模様。

 

 
 
 

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先日ご紹介したこちらのバッグ、仕上がりました。

表地は、アンティークのホームスパンリネン。手紡ぎ、手織りならではのぬくもりのある表情に魅了されます…。
適度な厚みがあって丈夫なのに、くったりとしていて、リネン好きの方ならばこのくったり感がたまらない…という一枚。

このホームスパンリネンにあわせた、ぽこぽことしたアンティークレース、くすんだローズ色の裏地は、個人的にとても気に入っている組み合わせ。

以前、これらの素材を、別のホームスパンリネンと組み合わせて作ったバッグをご紹介したことがありましたが、今回は合わせるホームスパンリネンが違っていて、バッグの形も異なるので、また違った雰囲気に仕上がっています。

 

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そして…
もう一つの新作バッグは、リトアニアリネンのバッグ。
表地も、表地にあしらった布も、質のよいリトアニアリネン100%で、ナチュラル感たっぷりに。

表地にあしらった、目が細かくしっとりとしたやさしい風合いのリネンには、品のよいストライプの織り模様が。

リネンの亜麻色に、持ち手とボタンのブラウンの映える、シンプルで素材のよさの引き立つバッグに仕上がりました。
A4の入る大きさで、普段づかいに便利なサイズです。

 

二つのバッグ、今週末か来週に、online shop に並べられればと思っています。
UP当日に、いつものようにメールマガジンとHPでお知らせしますね。
どうぞよろしくお願いいたします*