季節の手しごと」カテゴリーアーカイブ

季節の手しごと*苺ジャム

初夏に庭でとれた野苺。
熟したものから少しずつ収穫し、冷凍していたもので、苺ジャムを作りました。

解凍した状態で、苺の分量を計ると約670g。
160gの砂糖と、60mlのレモン汁をまぶして、少し時間を置きます。

これをホーロー鍋に入れて弱火にかけ、10分ほど煮てとろみを出します。

残りの160gの砂糖を加え、中火にしてかき混ぜながら煮ます。

今年は昨年よりも量が多かったからか、とろりとするまでに、だいぶん時間がかかりました。

昨年は、砂糖を加えてから中火で煮た時間が約10分だったので、苺の形の残ったジャムに。
今年は、約50分煮たので、苺の形はなくなって、とろとろのジャムになりました。これはこれで美味しい♩

瓶に入れて冷蔵庫で保存します。

苺ジャムは、作っている間もずっといい匂いが部屋中立ち込めて…心地よいひととき。
甘酸っぱさがなんとも言えず美味しくて、豆乳で作ったヨーグルトと合わせて、毎日いただいています。
庭の野苺さん、ありがとうございます♩

 

 

 

夏の手しごと*赤しそジュース

毎年恒例の、赤しそジュースづくり。
今年は、家の畑の赤しそだけで作ってみたいなと思い、ひとつの畝を赤しそに使いました。

たっぷり330gほどの葉を詰み、それを洗って、2lのお湯の中に入れ…

10分ほど煮出したら、葉を取り出して、クッキングペーパー+ザルで液を漉します。

漉した液に氷砂糖600gほどを入れて、溶けるまで弱火にかけて…

氷砂糖が溶けたら、火を止めて、クエン酸大さじ1を入れてかき混ぜ、冷めたら容器に移して出来上がり♪
飲むときは、水か炭酸で割って飲みます。

その季節になるものをいただくと、からだがとても元気になります。
人間も自然の一部なんだなとしみじみ。
身土不二。ありがたいです。

 

 

 

梅しごと

5月31日から6月1日にかけて、庭の、梅の実を収穫しました。

はかってみると全部で2.5kg。
1kgで梅シロップ、残りの1.5kgで梅酒を作ることに。

浸けた直後の梅シロップ。

梅シロップは昨年も作り、夏のあいだ、ソーダなどで割って、とても美味しくいただきました。

浸けてから5日目の梅酒。
梅の色が変わってきています。

1.5kgのうち、1kgは、白鶴さんの「手作り果実酒のための日本酒」で、残りの0.5kgを、ホワイトリカーで仕込んでみました。
梅酒は初めてなので、楽しみです。

花を咲かせて実をつけた後の梅の木は急激に弱ります。
植物はみんなそう。
花を咲かせて実をつけ、そうやって次の世代に繋ぐことに、すべてのエネルギーを使っているのだなあと感じます。

その実を、ありがたく、いただきます。

 

 

 

藍の色

この夏、初めて藍染をしてみました。

いただいた種から育てた藍の葉っぱ。

色よく大きくなったところで摘み取って、すぐにミキサーにかけ染液を作って染める、生葉染め。

3種類の綿(2種類のシーチングとサラシ)と、絹の布に染めました。

絹の発色は素晴らしく、夏の空を映したとったようなきれいな水色に。。。
2種類の綿は、淡い、少し緑がかった色に染まりました。

絹の青もきれいだけれども、綿に染めた、淡い儚げな色もとても好みです。
色に、奥行きが感じられます。

乾燥させた葉っぱだと、もっと濃い、インディゴ色に染められるのだそう。
今年は乾燥葉を作るほどの量を収穫することはできず、残りは種とり用に花咲かせようと思っています。
来年は、もっと濃い色にも染めてみたいな。

摘み取って乾燥させた紅花も、少量ですが・・あるので、近いうちに紅花染めもやってみたいと思っています。

 

 

 

夏の畑

春先に種蒔きした紅花。
先週あたりから、花の盛りを迎えています。

この1週間くらい、毎朝、紅花摘みを。
咲いたものから、少しずついただいて、摘んだ花びらは天日で乾燥させます。

最初は黄色いのに、乾くと紅花色に。

紅花染めをしてみたいなと思っていますが、どのくらい集まるかな・・

(先月撮った写真ですが、)今の季節、畑には・・

コモンマロウ

枝豆と六角オクラ

四葉キュウリ

トマトに真黒ナス

夏野菜が、少しずつ大きくなってきています。

こちらは、黒田五寸人参の花。

とってもおいしかったので、種取りできないかな〜と思い、花咲かせております。

そして、レモンの木にはアゲハ蝶の卵。
鳥のフンのような小さな幼虫を1匹だけ捕まえて飼育ケースに入れると、どんどん大きくなり、レモンの葉っぱをたくさん食べて緑色の幼虫になり、蛹になってから2週間あまりで、こんなに美しい蝶に。

ちいさな命に自然の神秘・・