出会ったもの・こと」カテゴリーアーカイブ

四国へ

先週、2/5から2/9までお休みをいただいて、四国へ行ってきました。

2月5日
明石海峡大橋を渡って、淡路島を通って、香川に。
お昼ご飯に讃岐うどんをいただき、屋島に立ち寄り、弘法大師の生誕地、善通寺にお参りしました。

この日の宿は、高知市内で取っていたので、ここからひたすら南へ。

香川は雨が降っていたこともあり寒かったのですが、幾つも山を越えて、最後のトンネルを抜けて高知に入った時には、その日差しの明るさと暖かさにびっくり…気温14℃。

 

2月6日
朝6時頃起きて、鏡川沿いをお散歩。

歩き始めた頃はまだ暗く、空には月が。

朝焼けがとってもきれいでした。

この日は、五代山にある牧野植物園へ。

蝋梅に、

マンサク。

八重の水仙や、

完全に花開く前のユキワリイチゲ。

バイカオウレン。

植物園になる前は、ここを遍路道が通っていたようで、その道がそのまま残されているところもあり、歩くのが心地よく、のんびり一日でも過ごせそうな植物園でした。

 

2月7日
この日は、高知の山を抜けて、愛媛県へ向かいます。

途中、沈下橋を見に降りたとき、川の主かと思うような、真っ白の魚と出会ったり…

安居渓谷を少し歩いたりしました。

なんというか、高知は広々としていて、開けた雰囲気があって、捉えどころないスケールの大きさと魅力の感じられる土地なのでした。

つづく。

 

 

 

天使と歌声

先日、平城宮跡を散歩している途中、オギの群生する中に、カヤネズミの巣を見つけました。
直径12cmほど。まんまるで、かわいい…
風にゆらゆらと揺れていました。

カヤネズミは、親指ほどの小さなネズミ。
主にオヒシバ、エノコログサなどイネ科植物の種子や、バッタやイナゴなどの昆虫を食べているのだそうです。

このあたりを歩くたびに、巣がないかなあと思いながら歩いていたのですが、初めて目にして、感激でした…!

 

さて…天使が完成しました。
身長 約10cm。てのひらに乗るくらいの、小さな木製ドール。

手には、リース。

羽は、レース生地とフェルトを合わせて、ふんわり感が出るように作ってみました。

もう一つ、歌う女の子も。

♪久しく待ちにし〜主よ、とく来たりて〜♪
聖歌を歌っています。

歌声の聞こえてきそうな表情…

アップリケの額は、昨年作ったもの。
クリスマスのものは季節ものなので、この時期だけの特別感があります♩

 

 

 

洞川温泉へ

ずっと行きたかった、洞川温泉へ。

標高820mほどで、奈良市内よりも3℃〜5℃ほど低く、まだ暑さの残る日だったので、なんだかほっとするような、気持ちよさでした。

みたらい渓谷へ行き、少し歩いたり…

夕暮れ時に温泉街をお散歩したりしました。
洞川温泉は、大峯信仰の登山基地として栄えてきたので、民宿や土産物屋さん、そして、生薬由来の胃腸薬、陀羅尼助のお店がたくさん。

高野槙を売るお店も。

街の絵の描かれた、すてきな窓もありました。

 

一泊して、翌日は、大峰山の登山口まで行き、大峰山を遥拝。

降りてきて、五代松鍾乳洞へ行きました。
モノレールで上に上がります。

この扉が鍾乳洞への入り口。

中に入るとひんやり。しゃがんで移動したり、上がったり、下がったり。

鍾乳石は、1cm伸びるのに100年。
石筍が伸びるのには、なんと200年かかるのだそうです。

案内してくださった方がとても面白くお話してくださって、楽しいひとときでした。

そして…出口付近で出会ったのは、なんと、睡眠中の小さなコウモリ。
自然にいるコウモリを間近で見たのは初めてだったので、どきどき。

その後、周辺を少し歩き、

名水、ごろごろ水をいただいて、帰途につきました。

帰ってから、いただいてきたごろごろ水でお茶やコーヒーを淹れてみると、想像をはるかに超える、感動の美味しさ…
水でこれだけ変わる。
この水でご飯を炊けば、料理をすれば…

水汲み場では、大きなポリタンクにたくさん水を汲みにきている方がいらしたのですが、うん、うん、そういうことか、と納得。

水によって生かされている、この水がいのちの土台なのだ、と、山のありがたさ、水の豊かさをひしひしと感じる旅でした。

 
 
 

海へ

今年も、夫の家族たちと一緒に、若狭の海へ。

早朝に宿の近くをお散歩。
6時台なのに、すでに暑い…!

今年は、今までで一番よく泳いだかも。
浮き輪なしで、ゴーグルして、こどもたちと一緒に、久しぶりに本気泳ぎも・・・

翌日は、腕回りがしっかり筋肉痛に。
たくさん泳いでくたくたになったけども、とても気持ちよかった。

また行きたいな。
ありがとう、海。

 
 
 

夏の夕暮れに

7月8日
散歩の途中、バス停の屋根の裏側に、燕の雛がいるのを見つけました。

まだ目は開いていなくて、頭のてっぺんに小さな毛が生えています。

 

それからちょうど一週間たった、7月15日。
巣におさまりきらないくらい大きくなって、おしあいへしあいしている風。
目も開いて、喉のところが赤くなって…。

時々、伸びをしたり、羽を伸ばしたり、からだの向きを変えたり。

 

そして、その2日後の17日。まだいるだろうと思って行ってみると、なんと、もう巣だったあとでした。

 

近くを歩いていると、あの子たちかなと思う燕が。
まだ飛び慣れていなくて、親つばめと一緒に、飛ぶ練習をしているみたいでした。

巣だったばかりの子どもは、尾が短いので、そうとわかります。

 

暑さがやわらぎ、ほっとする夏の夕暮れでした。