出会ったもの・こと」カテゴリーアーカイブ

ベリーを摘んで

先日、かりんの花が咲いているのを初めて見ました。

こんなに可憐なピンクのお花が咲くのですね。
芽吹いた緑の葉とピンクのお花があまりにきれいで、しばし見入ってしまいました。

 

暖かかったり、寒かったり…ですが、お天気のよい日は初夏のような陽気。
ベリーを摘む女の子のイメージでお人形を作りました。

右の子はベリー柄のワンピースに青いリボン。

お袖にもギャザーをたっぷり入れました。

刺繍入りのエプロンには小さなパッチと裾に刺繍を。

ドロワースは麻混生地で。

左の子はダークブラウンの髪の毛にピンクのリボン。ボタンはマザーオブパールのアンティークボタン。

ベリー柄のワンピースにお花とリボンのモチーフのエプロン。
スカートの裾にはカットワークレースをあしらっています。

同じように作っていても、微妙にお顔が異なり、でき上がってみると、それぞれになんとなく個性を感じられるのが楽しい…

爽やかな雰囲気の女の子たちに仕上がりました。

 

 

 

立冬

暦のうえでは冬になりました。
今日はとくに朝晩が冷えて、今季初めてこたつを入れて、ちくちくしております。

最近、朝、いつも決まった場所から、なんとも麗しい、夢見心地な声で鳴く鳥がいて、なんだろう…と思ってみてみると、イソヒヨドリ(メス)でした。

今は誰も住んでおられない裏のお家の庇に止まっています。
昨日も同じ時間、同じ場所に。

2階の部屋の窓を開けると、ちょうどこの子が止まっているのと同じくらいの高さ。
窓を開けた途端に飛び立ってしまう鳥も多いのだけれど、この子は平気な顔してずっとそのままいるので、じっくり観察でき、ちょっぴりうれしい朝のひとときでした。

 

さて、最近つくったお人形のご紹介です。
今回の子たちのお洋服は、落ち着いた色の先染め生地で作ってみました。

なんとなく、赤毛のアンとマリラ風な感じに仕上がりました。

果物モチーフのエプロン。

ペチコートは刺繍のレース生地。

アンのエプロンはブラウン系のパッチワークで。

ペチコートと裾のレースは紅茶染めしました。

先染め生地は、風合いよく、ぬくもりが感じられて、これからの季節にぴったり。
存在感のあるお人形に仕上がりました。

 

 

 

“有馬温泉癒しの森”を歩く

秋分を過ぎたあたりから、ようやく過ごしやすくなってきました。

9月24日

知人に有馬温泉の日帰り入浴券をいただき、有馬温泉へ。
温泉に入る前に、”有馬温泉癒しの森”を歩きました。

六甲山行きのロープウェー有馬温泉駅からさらに奥に、癒しの森の案内看板があり、そこから入りました。

入ってみると、思った以上に本格的な山道で、果てしなく続く急な上り道や、雨が降ったあとは渡れなくなるだろうと思われるような、岩がごろごろとした沢の道もあり、歩きごたえがありました。

展望台からの景色。右の、真ん中の辺りに、有馬富士が見えます。

最後は、瑞宝寺公園に出ました。こちらから歩く方も多いのか、ここにも案内看板が。

途中、六甲山最高峰へ行く道との分かれ道があったので、次に来る機会があれば、最高峰にも行ってみたいな…。

たくさん歩いた後に入る温泉は格別…とても心地よく、楽しい一日でした。
ありがとうございました。

 

 

 

みたらい渓谷を歩く

時間が前後しますが…
9月9日-10日

ちょうど一年前の9月から、だいたい2ヶ月に一度、水を汲みに行っている洞川温泉。(過去の記事はこちら(2023年9月2024年4月))
いつもは日帰りで行くのですが、今回はみたらい渓谷を歩きたいなと思い、一泊で行ってきました。

いったん車で洞川温泉まで行き、宿に駐車。そこからバスに乗って再び山を下り、天川川合まで。
ここから、洞川温泉まで戻るような形で歩きました。

バス停から少し車道を行き、途中からみたらい遊歩道に入ります。

こんなに大きな桂の木を見たり…

こんな道を通ったりして…

1時間ちょっとで、哀伝橋近くの、みたらい休憩所まで来ました。(下に見えている建物が休憩所。)

ここでひと休み。地元の方がいらっしゃって、ごろごろサイダーをいただきました。

 

ここから後半。
哀伝橋を渡って、滝や大きな岩を見ながら急なのぼり道をひたすら上がります。

休憩所から1時間ほどで、観音峰登山口に出ました。

そこから洞川温泉までは、比較的平坦な道。山上川沿いに1時間ほどてくてくと。

 

最後、洞川温泉センターの手前まできたところに、大聖大権現社。

赤い鳥居の奥に、小さな祠。
その横には、大きな大きなトチの木がありました。

トチの木、初めてみました。

木肌の模様がすごい…..老樹になると樹皮が剥がれ落ちて、こんな模様が現れるのだそうです。

トチの実もたくさん落ちていました。

トチの実はでんぷん質が豊富で、天日乾燥させると10年以上保存できることから、飢饉の際の貴重な食糧でもあり、なんと、縄文時代から食用にされていたのだそうです。

花は5-6月に咲くようで、またその頃に来ることがあれば、見にきたいな。
トチの木のハチミツを見かけたので、買って帰りました。

 

旅で出会ったすべてのものに感謝。
ありがとうございました。

 

 

 

十七夜盆踊り

9月17日

旧暦8月17日は「十七夜」と呼ばれ、毎年9月17日に、東大寺二月堂で万燈明、万灯籠がともされ、観音さまへの法要が行われます。
今年は、ちょうど中秋の名月。

お堂の下では、十七夜盆踊りが開催されていました。
関西圏で一番最後の盆踊りで、踊り納めとも言われるそうです。

二月堂にお参りしてから、せっかくなので、輪の中へ。
河内音頭と江州音頭を踊りました。

盆踊り好きの方が集まっていると見え、ものすごい熱気。
この空気感の中で、盆踊りの音頭に浸って踊るのは、ただただ楽しく、とてもしあわせなひとときでした。