投稿者「shiroi mokuren」のアーカイブ

アンティークレースのラウンドショルダー (indigo)

深みのある落ち着いたお色のインディゴコットンに、アンティークレースをあしらったショルダーバッグです。

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バッグ口回りにぐるりとあしらったアンティークのクロッシェレースは、素朴な可愛らしさのあるレース。それに小さなパールビーズをちくちくと手で丁寧に縫い付けました。

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バッグ前後ともクロッシェレースを贅沢にあしらっています。

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内布は、爽やかな淡いグリーンのストライプ生地。細いストライプが爽やかな雰囲気のコットンです。

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ポケットやバッグ口回りにもアンティークレースをあしらって…
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サイドには彫り模様の入ったシェル(貝)の丸カン…

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ラウンド型ですが、底部分にタックが入っていますのでお使いいただきやすくなっています。
(表地のお色はこの写真が一番近いです。)
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肩ひもは細く華奢な雰囲気に仕上げましたが、バッグ本体と同じ生地で、とても丈夫な素材ですので安心してお使いいただけます。ちょこんとアンティークレースをあしらったリボンがアクセントに。このリボンの結び具合によって長さを調節していただけます。

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ちょっとしたお出かけの際にとても便利なサイズ。
存在感のあるアンティークレースとパールビーズ、それに肩ひものリボンがアクセントになったショルダーバッグです。

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◆size (平置で採寸) ◆
w 約 38cm × h (中央) 約29.5cm
肩ひもの長さ 約111cm
(肩ひもは、現時点での長さを測定しています。リボンの結び具合で調節していただけます。)

 

 

 

水の緑

フランスには、vert d’eau(水の緑)という色名があるそうです。
英語でいうと、アクアグリーン。

まさにその色名がぴったりのお色の、くったりとした風合いのリネンと、素朴な質感が魅力的なドイツ製のアンティーク・ホームスパンリネンを用いて、バッグを制作中…です。

リネン生地は、よく見ると単一の糸ではなく、微妙に色の異なる複数の糸で織られていて、まさに水面の表情を映しとったような一枚。

この生地を裏地に用いて、これらの生地の存在感を生かしたバッグに仕立てられれば…と思っています。

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小さな襟の物語

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可愛らしい葉や実の模様が手刺繍によって施されたアンティークの襟。
下のレースは、ひと針ひと針、手で縫い付けられています。

細やかで丁寧で、そして繊細な手仕事が生み出す、独特の存在感…。
さらにそれが”使われる”ということのなかで醸成されていく雰囲気が加わって、それは単なる”もの”であることを超えて、それを見る者、手にとった者に、ある情感を、心地よさをもたらすものに。

その心地よさは、この小さな襟から、作り手の想いやそれを使っていた人の想い、そしてそれを大切に取っておいた人の想いというものが、ひしひしと伝わってくることによってもたらされるもの…のような気がします。

 

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制作の日々 0428

長く降り続いた春雨の後、
新緑の美しい季節に。

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すっかり初夏の空気。

 
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制作も、少しずつ進めています。
アンティークならではの素朴な味わいが魅力的なクロッシェレースに、
小さなパールビーズをちくちくと縫い付けて。

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