投稿者「shiroi mokuren」のアーカイブ

小さな台所

なんだか9月とは思えないような、残暑の厳しい日が続いています。

雲も真夏のよう….

 

なかなか涼しくならないですが、秋冬ものを少しずつ作っております。
今回は、誰かさんの台所をイメージして、ミニチュアの小さなフレームを。

アクリル絵の具でペイントした、木製のにんじんやりんご、瓶、器、本、木の枝やドライハーブを入れた小さなかごなどを閉じ込めました。

棚にはパイの作り方の本も…♪

内枠が13cm×13cmの小さな世界…♩
空想が広がります。

 

 

 

秋色キルトとお人形

台風が来て、気温が下がって、昨日、今日と、秋らしい雰囲気に…
また暑くなるようですが、今日は秋色の作品のご紹介です。

りんごの籠のキルトと、色の黒い女の子のお人形。

お顔は、ボタンアイと刺繍。紅茶染めしたカットワークレースとボタンがかわいいです。

ちらりと見えるドロワースの裾にも、紅茶染めのレース。

後ろはこんなふう。

見ていてほっこりする、手作り感いっぱいの、ぬくもりあるお人形に仕上がりました。

こちらのお人形は、大阪府のお客さまのもとへ…。
ありがとうございました。

 

 

 

キルトの天使

処暑を過ぎたというのに、残暑の厳しい日が続いております。

夏の間は、朝か、夕方6時頃から、家の北にある池までお散歩に…。
そのあたりは、大きな木が木陰を作っていて、池からの風が吹いて、家の近くより2-3度低いんじゃないかなと思うくらい、涼しさが感じられて気持ちがいいのです。

あまりの気持ちよさに、ほっと一息つけるひととき。
なくてはならない、大切な時間。

 

今日は、最近作った小さな天使のご紹介を…。
糸巻きと、作りかけのキルトを持っています。

お顔は刺繍。

 

壁掛けもできるように、後ろに紐もつけてみました。

自然素材を羽に見立てて。

髪の毛も含めて、身長約24cm。
この小ささがかわいいです。

 

 

 

秋の声

立秋を過ぎ、ようやく朝晩には涼しさを感じられるようになりました。

夏の盛りを過ぎ、夜には虫が鳴きはじめて、秋の気配があちこちに…

 

今日は、曇っていて風があり、涼しかったので、午前中に久しぶりに畑仕事を。
終わった夏野菜を片づけて、2つの畝には、生ごみを発酵させて堆肥化したものを入れました。

今年の夏は、雨の全然降らない酷暑続きだったので、畑の野菜で枯れてしまったものも。
全体的に育ちがよくなく、特に8月に入ってからは、みんなとてもしんどそうでした。
水やりだけでは追いつかない暑さ。藁でマルチをしていない畝は、からからに乾燥してしまって、まるで砂漠。
あまりに高温になると、微生物も活動しなくなるのだそうです。

夏の暑さは年々厳しくなってきている印象で、畑をどんなふうにしたらよいのか、考えています。
夏でも居心地のよい庭…。

 

最後に、この夏に作った涼しげなお人形を…。
ちょっと懐かしい感じのする、小さな妖精です。

このお人形は、古布を使って作りました。
お顔と手足は、絹のちりめん。
お洋服は、綿の古布。
羽は麻。
レースは、アンティークレースと現行品のレースを組み合わせています。

身長は約24cm。

和と洋とを組み合わせると、なんだかノスタルジックな雰囲気に…。
夢みているような、祈りを込めているような…そんな妖精に仕上がりました。

 
 
 

およく

8月9日

功徳日に、東大寺二月堂に参拝に行きました。

この日は一年の中でも特別な観音様の縁日で、この日にお参りすると、四万六千日お参りした功徳があるのだそうです。
功徳に浴するという意味で「功徳日(およく)」と呼ばれています。

この日は、最高気温37度。午前中に行きましたが、家から自転車で行くと汗だくに…
休憩所で、そうめんと冷やしぜんざいをいただいて、ほんとうに、生き返る心地でした。

万燈明料をお納めして福引も。

 

二月堂には、大小二体の十一面観音菩薩さま(二月堂のご本尊が大観音、修二会期間中のご本尊が小観音)が祀られていて、絶対秘仏で目にすることはできませんが、この日はお堂の中のお写真で、二月堂のご本尊の大観音を拝見することができました。
(修二会期間中に奈良国博で開催されている「お水取り展」で、大観音、小観音の描かれた巻物を拝見することができます。)

 

普段閉じているお堂が開かれて、お参りさせていただけて、ただただそれだけで、とてもありがたい気持ちに…

一番暑い季節にお参りして、たくさんのエネルギーをいただいて帰りました。