この夏、およそ10年ぶりくらいに、高校時代に仲のよかった友人と再会する機会があった。
高校・大学の頃知り合った友人のほとんどが東京に行ってしまった今、京都に遊びにいくよー、という彼女からの連絡はとても嬉しかった。
さすがに10年となると会うのに少しどきどきしたけれど、実際会ってみると、全然変わらないなあというところと、10年の間にいろいろあったんだなあと、いい意味での変化を感じさせるようなものがあって、お互いに年齢を経るごとに少しずつ変化していながらも、10年前と同じように、とりとめのない話を話したり、なるほどーと思わされるような話を聞かせてもらったりするのは、とても楽しく、嬉しかった。
南禅寺から奥の院へ行き、そこから哲学の道をてくてくと歩いて銀閣寺まで行った。
普段は通らない道を行ってみると、日常の生活圏なのに(だから?)、あれー、こんなとこあったんだ!っていうような発見があったりもして。
銀閣寺の前では、翌日の五山の送り火の護摩木にそれぞれの願いを書き入れる人や観光に来た人でいっぱいだった。
忘れられない、夏の思い出。