最近出会った素敵な布。
1910年頃から1950年頃にドイツで作られた
アンティークコットン生地(ジャーマンファブリック)です。
当時のドイツでは、デュベカバーやピローケースなどのセット一式を、
嫁入り道具として持って行くのが習慣だったようで、
主にそういったデュベカバーやピローケースとして使われていたものだそうです。
現代の布の製造工程とは違うからか、年月を経ているということからか、
ガーゼではないのだけれど、とっても柔らかで触れた皮膚を
柔らかく包んでくれるような、そんな独特の風合いがあります。
匂いもドイツの匂い…。
ドイツの家庭では、ひいおばあちゃんがお嫁入りしたときの…
というようなファブリックが眠っている、ということもあるのかもしれませんね。