月別アーカイブ: 2011年8月

秋冬ものがshopに並びます

少し涼しい日が続くかと思ったら、今日はまた残暑の厳しい一日。
それでもちょっとしたときに吹く風や、
夜静かに鳴く虫の音に初秋を感じるこの頃です。
つくつくぼうしも鳴き始めて…。
さて、秋冬もののバッグやポーチが予定よりやや早めに完成しました。
8月26日(金)よりshopで販売する予定です。
2011 Autumn/Winter として初回に並べようと思っているのは、
バッグ6点、ポーチ5点の計11点です。
バッグは、日常的に使えるようなバッグから、
ちょっとしたお出かけバッグになりそうなものまでご用意しております。
また、今回からショッピングカートでお買い物していただけるようになりました。
さらに、バッグの中でも「定番トート」「トートバッグ(大)」「丸型バッグ」などというようにカテゴリー分けもしておりますので、お好みのバッグを探していただきやすくなるかと思います。(とはいっても、とても小さなお店なのですが…^_^; )
これからも、みなさまにお買い物していただきやすいような shop にしていきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ご来店、心よりお待ちしております…*
ハンドメイド布バッグ屋 
shiroi mokuren

que sera sera

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最近よく聴いている Mary Hopkin のCD。

どれが一番好きか決められないくらい、どの曲もとっても素敵なのだけれど、
その中で大好きな曲の一つ、Que sera sera(ケ・セラ・セラ=なるようになる)。


この Que sera sera、もともとはアルフレッド・ヒッチコック監督の映画『知りすぎていた男』(1956年)でドリス・デイが歌った曲。映画ではとても勇壮な雰囲気で歌われている。
ほかに、雪村いづみさんによる日本語バージョンもある。
ジャズバンドな雰囲気が素敵。

いい曲って、いろいろな人にいろいろにアレンジされて歌われて、それぞれに違った雰囲気なのだれど、そのそれぞれごとに醸し出される色合いというのがあって、いいなーと思う。
時に同じ曲なのに、あれ、違う曲?って思うくらい、ずいぶん雰囲気や印象の違う感じにアレンジされた曲と出会うときもあって、そういうときはどきっとする。
そこに映し出す世界をがらりと変えるという意味では、何も「0」から生み出すのではなくても、「アレンジする」ということは、それだけで十分 「創造的」な作業なんだな、と思う。

 

 

 

紅色

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お盆の時期に大阪で見かけたケイトウ。
なんて鮮やかな色!
よくよく見ると、襞のところで交尾している小さな虫たちがいた。
この深紅のケイトウが、まるで愛のベッドになっているみたい!
帰って調べてみると、学名( Celosia cristata )の Celosia は、
ギリシャ語の「keleos(燃やした)」が語源だそう。
この色と、「燃やす」という意が語源の学名と、
そして虫たちの愛のベッドになっていたことと、
なんだかイメージがぴったりと重なり合う。
ふわふわしたケイトウは、虫たちにとって
居心地のいい場所になっているのかもしれないな…。

仕入れ&制作日記

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秋冬もののバッグにと、アンティークレースや布を仕入れ、
日々、制作しています。
今回は、やや大きめの個性的なアンティークレースや、
手に入りにくいイギリス製の上質な生地も何点か仕入れてみました。
うっとりするほど素敵な素材であるからこそ、しばらく寝かせて…!
秋冬は、リネンやさらりとしたコットンだけでなく
ウールや別珍、コーデュロイなど、風合いや雰囲気の異なる布を使えるので、
これからの制作も楽しみです。
春夏は、アンティークレースを使ったものを数多くは制作できませんでしたが、
秋冬は、シンプルでシックなものから上品で繊細なもの、
カジュアルなものからちょっとしたお出かけバッグまで
いろいろな雰囲気のバッグを、アンティークレースを生かして作れたら…と思っています。
2011 Autumn/Winter として初回にshopに並べようと思っているバッグのデザインも
少しずつ固まってきて、今日は一日バッグの全体的な形を仕上げる作業と、
レースをつけたり、リボンをつけたり、の手縫いの作業を…。
一点一点じっくりと制作中です。
今日もとっても暑かったけれど、そのぶん夜聞こえてくる虫の音はまた格別♪
残暑を楽しみながら、制作に励みたいと思います…*