月別アーカイブ: 2011年4月

エクリュの物語

本日、バッグを二点アップしました。

どちらも、エクリュ(生成り色)の繊細なアンティークレースを重ねた、

淡く優しい雰囲気のバッグです。

小さい方のバッグの内布は、上品な花柄、

大きい方のバッグの内布は、幸せをいっぱい運んでくれそうな天使の柄です。

ぜひご覧くださいませ。

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春の味

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日差しが暖かくなってくると思いだす味があります。
少し苦くって、でも土の匂いと春の青々とした生命力を感じさせるような味…
実家近くの土手に、ぽこぽこと小さな可愛らしい頭を出しているのを、
一本一本丁寧に摘んで帰った土筆。
家でそれを料理してくれるのは、いつも決まって父でした。
土筆入りの卵焼き。
土筆と聞くと、陽がいっぱいに差す中で摘んだやわらかな土筆の感触と、
緑の匂いと、この土筆入りの卵焼きの味が、いつも一緒になって思い出されます。

白い木蓮の…

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この美しい刺繍の施されたレース…

何の模様に見えますか?

わたしはぱっとみて、「白い木蓮のつぼみみたい!」と。(笑)

咲いている花ではなくて、つぼみ というところが気に入っています。

素材は絹ではないそうですが、光沢があってとってもつややか。

19世紀のレースだとか…。

以前は何に使われていたのでしょうか…!

想像が広がります。

制作の時間

最近、ようやく気温も上がってきて太陽の出る日も多く、

時間のあるときには、布を水通しして、外に干して、

アイロンを当てて地直しして・・・

といった作業をしています。

アンティークレースも

少しずつ新しいものを仕入れています。

汚れや傷みのあるものは、丁寧に洗ったり、手入れをしたり。

そういう作業をするなかでいくつかの布やレースを眺めては、

どんなバッグを作ろうかな…と思案します。

ぽんぽんと浮かぶ時はほんとうに楽しく、

一気にある程度のところまで作業を進めてしまうこともありますが、

逆に、なかなかアイデアの浮かばず、

うーんんん・・・とうなってしまうことも。

そんなとき、頭のなかのどこかでは

たぶんずっと気にはしているのだけれど、

それに集中するのではなく、

しばらく違うことをやったりして離れてみることにします。

ふとしたときにまた、ぽんと浮かんでくるまで。

バッグになるというのは、一つの「結果」だけれど、

それまでには、いろいろなイマジネーションが交錯しながら、

それぞれの素材たちが熟していくような、

そんな時間があります。

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はる・なつ のバッグ

お花見の季節…。

ぶらぶらとお散歩するのが楽しい暖かな日々が続いています。

京都も桜を見る人たちでにぎわって。

花は、時間や場所によって見せる表情をぐっと変えるので

本当にいろいろな楽しみ方があると思いますが、

桜は、青い山に桃色一点、一本ぽつんと立っているものや、

人が家でゆったりくつろいでいるころ、寝静まったころに

ひっそりと佇む夜桜、あるいは

はらはらと舞いながら、地面を淡い桃色に染める、

散り始めた頃の桜、

が好きです。

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本日、バッグを二点アップしました。

一点は、アンティークレースを活かした、

春らしく柔らかな雰囲気のバッグ。

もう一点は、南仏の空と風を思わせるような、

とっても爽やかなホワイト×ブルーのバッグです。

ぜひご覧くださいませ!

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