銀杏の匂い

今日、自転車で通りのイチョウ並木を走っていると、ほんのりと銀杏の匂いが…。
イチョウの葉が黄色く色づくまでにはまだ1ヶ月ほどありますが、
もう銀杏が落ちてるのかな…。
銀杏の匂いには少し癖がありますが、わたしはこの匂いが嫌いではなく、
むしろ季節感を感じさせてくれるので好きだったりします。
たいてい自転車で移動しているので
京都に来てからはまだ拾ったことはないのですが、
大阪の実家に住んでいる頃には、よく父が拾ってきてくれました。
そしてそれを火で炙って皮をむいて、家族みんなで食べます♪
炙っていると、あたり一面香ばしい匂いが立ち込め、
黄金色をしたつややかな実をぽんと口の中に入れると、
硬すぎず、しかし決して柔らかすぎない、あのなんとも言えない歯ごたえと、
銀杏独特の味が口いっぱいに広がる…!
このシンプルな銀杏の食べ方が、大好きでした。
また、時にはそれが茶碗蒸しの中に入ることもありました。
茶碗蒸しの中から銀杏が顔を出したときには、いつも嬉しくて…。
たとえみんなの茶碗蒸しに入っているのだとわかっていても、
どこか「アタリ」のような感じがしていました!( ´¬`)
銀杏の匂いで思い出す様々のこと…。
イチョウの葉が色づいて、通り一面黄色く染まるのが、
今からとっても楽しみです♪