金の環 太陽が欠けた 昨日 京都では 月の影がやや右寄りの ぎりぎりの金環 ほんとうに 金の指輪のような日食だった いまでこそ これが月の影だということを “わかって” 見ているけれど たとえば平安時代の人たちは どんなふうに見ていた(感じていた)のだろう…と思う 太陽が欠けて あたりが薄暗くなって 少し肌寒くなって そして 再び太陽が満ちて あたりが明るくなって 暖かくなって まんまるの太陽に 太陽も月もまるいんだなー