制作の時間

最近、ようやく気温も上がってきて太陽の出る日も多く、

時間のあるときには、布を水通しして、外に干して、

アイロンを当てて地直しして・・・

といった作業をしています。

アンティークレースも

少しずつ新しいものを仕入れています。

汚れや傷みのあるものは、丁寧に洗ったり、手入れをしたり。

そういう作業をするなかでいくつかの布やレースを眺めては、

どんなバッグを作ろうかな…と思案します。

ぽんぽんと浮かぶ時はほんとうに楽しく、

一気にある程度のところまで作業を進めてしまうこともありますが、

逆に、なかなかアイデアの浮かばず、

うーんんん・・・とうなってしまうことも。

そんなとき、頭のなかのどこかでは

たぶんずっと気にはしているのだけれど、

それに集中するのではなく、

しばらく違うことをやったりして離れてみることにします。

ふとしたときにまた、ぽんと浮かんでくるまで。

バッグになるというのは、一つの「結果」だけれど、

それまでには、いろいろなイマジネーションが交錯しながら、

それぞれの素材たちが熟していくような、

そんな時間があります。

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