再び、ホームスパンリネンのこと

いつもそうなのだけれど、
アンティークのホームスパンリネンに触れていると、
生地が呼吸しているように感じる。
その生地だけがもつ質感、色合い、匂い。
皺や、生地の癖のようなもの…。
それらは、すべて、糸の、そして生地の生きてきた空気を含んでいる。
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たとえば “皺” は、
近代以降、どちらかというと排除される方向に動いてきたように思うけれど、
そういうものにこそ、生きた何かを感じる。
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その生地だけが持つ独特の風合い、皺、癖のようなものも
すべてあわせてお楽しみいただけたら…。
そう思いながら制作したホームスパンリネンのバッグ、
次回の新作UPの際に、他のバッグとともにお店に並べる予定です。
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