仕入れたジャーマンファブリックの中には、
ピローケースやデュベカバーとして使われていたものやデッドストックのものもあって、
そういうものは、たいてい、中のものを出し入れできるように
こんなボタンのついた袋状のものになっています。
ボタンホールも、こんなふうに丁寧に手で縫って作られていたり。
せっかくなので、このボタンを生かして…と思い、
アンティークのホームスパンリネンとあわせて、
こんなリュックを作りました。
ボタンのついていた部分はそのまま用いて、ポケットに。
裏もつけていますので、ポケットとして使えるようになっています。
肩ひも。裏地のジャーマンファブリックが
表からもちらりと見えるように縫い合わせました。
内側にはポケットも。
こちらにも肩ひもと同じホームスパンリネンを用いています。
どこかほっこりとした温かみのある、
アンティーク素材の生きた軽やかなリュックに仕上がりました。