風車のような刺繍模様の入ったコットン生地と、素朴な麻の雰囲気が素敵な生地を用いて、かばんを制作中です。
刺繍生地は、手刺繍のようなぬくもりのある、日本製の質のよい生地で、心地よい肌触りと品のよい雰囲気が魅力的な生地。
あまりの繊細な表情に、じっと見入ってしまいます…。
麻の生地は、まさに “日本の夏” を思わせるような、どこか懐かしい雰囲気の漂う一枚。
こちらは、フリルにしてあしらいます♪
どちらも透け感のある軽やかな生地なので、素材の風合いと質感を生かして制作できればと思っています。
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先週は、京都のとある町家へ。
風の通りがよく、室内への光の入り方がやわらかく…。
町中にあるのに、坪庭を中心として建てられているということもあって、町の中だということを忘れるような静けさが。
風、光、緑、そして建物を構成する木…。
ぬくもりを感じる空間での、心地よいひととき。