日々のこと」カテゴリーアーカイブ

旅後の楽しみ

2月16日

伊予の親戚にいただいたかぼすで、ポン酢を作りました。

にぎりこぶし大の、立派なかぼす。

これくらいの大きさのを3つを絞ると、250mlありました。

教えてもらったのは、これと同量の、醤油、みりんと合わせるだけの簡単レシピ。
すっきりとしていて、香り豊かな味わい…とっても美味しい。

たっぷりあるので、しばらく自家製ポン酢でいろいろ楽しめそうです。

 

それから…松山銘菓、六時屋さんのタルト。

六時屋さんのは初めて食べました。
甘すぎず、品のよい味わい…

旅先の空気を思い出しながらいただく、しあわせなひとときなのでした。

 

 

 

一陽来復

とても寒い日が続いていますが、少しずつ日が長くなってきているのを実感します。
今日は、光に春を感じる、よいお天気でした。

 

散歩の途中に見かけたモズ。

また別の日にも。

こんなにかわいい姿をしていますが、この鋭い嘴で、”はやにえ”をするのですね…
引っ越してきてから、二度ほど、自宅の梅や椿の木の枝に、はやにえを見つけ、びっくりしたことがありました。

 

新しい年となりましたが、昨年末に作った、日常づかいのラフなバッグ。
散歩用には、このタイプのかばんが気に入っていて、同じ形、素材で作るのは今回で3回目。
毎日使ってぼろぼろになっていたので、新調しました。

今回も、ドイツ製のハーフリネンのマングルクロスをベースにして作りました。

ポケットは大きめのチェックの布。こちらもドイツ製の布です。今回、ポケットはボタンで留める仕様に。

肩紐は、これまでシンプルな丸いコードを使っていたのですが、肩に食い込むのが気になり、今回は少し幅広のものにしてみました。

いつも、このかばんに、お水、カメラ、タオル、小銭など、最低限のものを入れて散歩に出ます。
帰りにスーパーで少し買い物したものも入るくらいの余裕があって、くったりとしていて、かばん自体の重さのほとんどないところが気に入っております。

 

 
 

迎春

新しい年となりました。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

新年早々、大変な状況となっており、心がいたみます。
被災された方々に、必要な支援がゆき届き、一日も早く、心穏やかに、安心して暮らせる日常が戻ることをお祈りしています。

わたしにできることを、やっていきたいと思います。

 

 

 

一年の終わりに

今年も一年、Diaryを見てくださって、ほんとうにありがとうございました。
また、作品をご購入いただきましたお客さま、心より、ありがとうございます。

こうやって、支えてくださる方のいるおかげで、制作を続けていくことができていて、ありがたい気持ちでいっぱいです。
わたしにとって、作ることは、他の何にも代えがたいよろこびなのだと、しみじみ感じる年でした。

来年も、心のおもむくままに!自由に!暮らしのなかに、こんなものがあればいいなあ、すてきだなあ、と思うものを、楽しみながら作っていけたらと思っております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、どうかよいお年をお迎えください。

 

 

 

しめ縄づくり

今年は、しめ縄を手作りしました。

いつも農産物直売所で、たくさんまとめて安く売られている藁。
普段は、畑のマルチに使っています。

土を裸にしないで藁で覆っておくことで、適度な水分が土中に保たれ、冬は保温にも…。
植物はもちろん、蜘蛛などの小さな生き物たちにとっても藁は心地よいようで、藁を敷くようになってから、植物は元気になり、庭に小さな生き物が増えました。

バッタ、トカゲ、カマキリ、カエル…時には、イタチを見かけることも。
季節ごとに、さまざまな野鳥、蝶、蜂もやってきてくれます。

いろいろな生き物が、それぞれに生きている姿を間近に見せてもらえることは、毎日の、ささやかな、そして大きなしあわせ。彼ら、彼女らの姿を見ていると、不思議と活力が湧いてくるのです。

わたしたちが気持ちよく感じる庭というのは、きっと、土中の微生物、小さな生き物たち、植物たちにとっても居心地のよい庭なのだと思うのです。

自然が、自然のもつ本来の力のままに十全に働けるよう、”必要のないこと、余計なことはしない”、ということが、庭守の役割なのかなと思っています。

 

さて…話がそれてしまいましたが、今年は、畑で使っている藁の一部で、しめ縄を。

わら工芸の本を参考にしながら、12月中旬の暖かな日に作業しました。
まずは、藁すぐり。

ハカマと呼ばれる余分な葉などを取り除きます。
右が取り除いたもの。左が残ったきれいな藁。

その後、藁を水に浸します。
吸水させた後、大きめのビニール袋に入れて、1時間ほど蒸らします。
乾燥していると、細工の時に割れてしまうので、この作業をするのだそうです。

この後、作るものによっては、湿らせた藁をたたく、藁打ちという作業が必要になるようなのですが、今回作る、一番シンプルな形のしめ飾りは、藁打ちは不要とのことだったので、省きました。

藁の束を三つに分けて、それぞれ右向きにねじりながら、互いに巻きつけるようにして、左向きに巻き上げ、三つ縄にします。
編み上げたら、一つにまとめて丸い形に。これで土台の出来上がり。

そして、土台に飾り付け。
白い紙を切って紙垂を作り、赤色と金色の紙を巻き、その上から水引をつけて飾りました。
稲穂を先につけて、完成。

今年一年の感謝の気持ちを込めて。
明日28日に、門に飾りつけます。