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マリーゴールドで染める

庭のマリーゴールド。
母にもらった苗を植えたら、そこから毎年こぼれ種でどんどん増えて、今年は、庭のあちらこちらにとってもたくさん咲きました。

あまりにたくさん咲いているので、マリーゴールドの花を摘んで染めてみることに。

お鍋に入れて、20分ほど煮出して染液を作ります。

そこに、あらかじめミョウバンで媒染した布(綿と絹の2種類)を入れて、15分くらい、動かしながら浸します。

上が綿、下が絹。

マリーゴールドは、一般的には、赤色の花だと黄緑色に、黄色の花だと黄色に染まるとのことで、庭にマリーゴールドは赤の入った花だったので、黄緑色っぽい色になるかな、と予想していたのですが、染めてみると、ほのかに黄緑色も感じられる鮮やかな黄色に…!

マリーゴールドはとても強い花だけれど、その花で染めた色は、まさにマリーゴールドの逞しさを感じさせる、力のある色。
まるでお日さまを布に閉じ込めたよう。

今回は生のお花で染めてみたけれど、乾燥させた花だとまた違うのかしら…
そう思って、花をたくさん摘んで天日干しにもしてみています。

 

 

 

藍の色

この夏、初めて藍染をしてみました。

いただいた種から育てた藍の葉っぱ。

色よく大きくなったところで摘み取って、すぐにミキサーにかけ染液を作って染める、生葉染め。

3種類の綿(2種類のシーチングとサラシ)と、絹の布に染めました。

絹の発色は素晴らしく、夏の空を映したとったようなきれいな水色に。。。
2種類の綿は、淡い、少し緑がかった色に染まりました。

絹の青もきれいだけれども、綿に染めた、淡い儚げな色もとても好みです。
色に、奥行きが感じられます。

乾燥させた葉っぱだと、もっと濃い、インディゴ色に染められるのだそう。
今年は乾燥葉を作るほどの量を収穫することはできず、残りは種とり用に花咲かせようと思っています。
来年は、もっと濃い色にも染めてみたいな。

摘み取って乾燥させた紅花も、少量ですが・・あるので、近いうちに紅花染めもやってみたいと思っています。