4月13日。
大阪まで、ある人のライブへ。
その音×詩×歌唱によって生み出される世界には、
ずっと昔に知っていたような懐かしさと、
初めて訪れた異国で味わうような新鮮さがともにあり、
すべてがそこに賭けられた、
そういう種類の美しさが、あった。
今生きて、ここで聴けた、という、そのことだけでじゅうぶんで。
いろいろな想いの溢れる夜…でした。
4月13日。
大阪まで、ある人のライブへ。
その音×詩×歌唱によって生み出される世界には、
ずっと昔に知っていたような懐かしさと、
初めて訪れた異国で味わうような新鮮さがともにあり、
すべてがそこに賭けられた、
そういう種類の美しさが、あった。
今生きて、ここで聴けた、という、そのことだけでじゅうぶんで。
いろいろな想いの溢れる夜…でした。
とっても寒い週末でしたね。
今日も雪の予報です。
少し前のことになってしまいましたが…
先日、ロシア人アニメーター、ユーリー・ノルシュテイン監督6作品の特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界」を観てきました。
これまでアメリカと日本のアニメーションしか見たことのなかったわたしにとっては衝撃…の一言。
質感・テクスチャの豊かさ、詩的で繊細な世界…。表現の幅と奥行きが、こんなにも多様で、豊かで、美しいアニメーションがあるのだ、と。
今でもその映像が頭の片隅に。
まだこれから公開の地域もあるようなので、ご興味のある方はぜひ…!
先日、今月27日まで美術館「えき」KYOTOで開催されているマリー・ローランサン展に行ってきました。
これまで画集でしか見たことのなかった作品を、実際に見られることのしあわせ…。
「ローランサンのグレー」にも、実に様々なグレーがあり、その色の乗せ方や重ね方を見ることができて大満足。
これまで、特に彼女の色遣いに惹かれていましたが、色のない版画の作品もとても素敵でした。
数年前に古本屋さんで買った本、マリー・ローランサン『夜の手帖』。
有名な「鎮静剤」などの詩や、日記などが素敵な挿絵とともに。
椿。
歩いているといろいろの種類を見かけます。
色の少ない季節に、色鮮やかな紅色がぱっと目を引く花。
つややかな緑も印象的です。
椿は日本ではどこでもよく見かける花木で、特に目をとめて眺めることの少ない花のようにも思いますが、茶人にとっては冬の茶花として重要な花で、昔からとても大切に育てられてきたのだとか。
お部屋に一輪の椿…
という風景は、想像するだけで素敵です。
そして…3年程前に見た、日本画家・佐藤太清さんの「雪つばき」。
椿と言えばこの作品を思い出します。
写真では、色が実際のものと随分違ってしまっているのが残念なのですが、雪のやわらかな質感、椿の存在感がとてもよく描かれています。
最初に見たときは、神々しさまでも感じた作品。
心惹かれる、生涯忘れられない絵の一つです。