制作したもの」カテゴリーアーカイブ

腹心の友

今年も近所の田んぼの田植えが終わり、蒸し暑くなってきました。

NHKで放送されていた、”アンという名の少女”(2017年カナダ)を観てから、赤毛のアン熱が再発し・・・
赤毛のアンの人形を作ってしまいました。

アンとダイアナ。

エプロンは脱ぎ着できるように、小さなボタンを。

今回は、お人形の髪の毛はウールで、お顔は、刺繍糸ではなく、アクリル絵の具で描いてみました。(初代の春子ちゃんはこちら。2代目の小さな子はこちら。)

たまのお人形づくり、やっぱり楽しい・・です。

 

 

 

春の色、夏の色

平城宮跡の桜。
緑と淡いピンクのコントラストがきれいで・・見入ってしまいました。

桜は散り始め、ここ数日は、まるで初夏のような陽気。庭の木々の新芽がどんどん大きくなっています。

畑も、トマト、茄子、ピーマン、ししとうなど、夏野菜の種まきを始めました。
他に、紅花、カモミール、マロウ、エキナセアなども。
少しずつ発芽してきていて、楽しみです。

***

そして、こちらは最近作ったパネル。

シンプルなヨットのモチーフのパッチワークキルト。トラディショナルなパターンです。涼しげな配色にしてみました。18cm四方の木製のパネルにタッカーで取り付けております。

パッチワークは、同じパターンでも、配色によって見え方や雰囲気ががらりと変わるのが面白いです。

最近は、思いっきり体を使う畑作業と、部屋で静かにちくちく縫い物をする時間、その両方で、ちょうどよくバランスがとれる感じがしています。

 

 

 

庭の春

すっかりご無沙汰してしまいました。
もう4月ですが、少し遡って・・

2月、春いちばんの梅の花。
今年は庭の梅がとってもきれいに。昨年よりもたくさん花咲かせました。

梅の花が咲いたら、じゃがいもの植え付け、だそうで、今年はじめて挑戦。
2月いっぱい、種芋を日光浴させて、芽出し。
芽出しが終わったら、大きい種芋は半分に切って、切り口を乾燥させ、3月上旬に植え付けました。

秋に球根を植えていたクロッカス。3月に咲かせたとってもかわいい花。

万両、ユキノシタは、母の庭から分けてもらった苗。植えた場所がよかったのか、今、どんどん大きくなっています。

冬の間は、制作部屋が寒すぎるのでミシンはお休みして、こたつに入ってちくちく縫い物ばかりしておりました。
その中の一つのピンクッション。
中綿も、外側の布も、ウール(羊毛)のピンクッションを作りたいな、とずっと思っていたものを、ようやく作りました。(ウールだと、羊毛に含まれる油分によって針が錆びにくくなり、守られます。)
かばんに使った生地のはぎれを使ってシンプルに。

中にはこちらのメリノウールを入れてみました。

大きさも、厚みも、好みのサイズで使いやすく仕上がって満足♩
大切に使いたいと思います。

 

 

 

アンティークリネンのパッチワークバッグ(white×purple)

素朴でやさしい雰囲気のホームスパンリネンに、リネンのパッチワークがアクセントになったバッグです。

表地に用いたのは、ドイツから届いたアンティークのリネン。細やかで密に織られた、繊細さと素朴さの感じられるリネンで、手紡ぎ・手織りならではのぬくもりある表情が魅力的な生地です。

それに、紫陽花を思わせるような淡いピンク〜赤紫系のお色のリネンと、刺繍生地、織模様の入った生地を合わせてパッチワークにしました。

バッグ裏地には、少しくすんだ淡いピンク色のリネンを。奥行きのあるお色で、うっとりするほど滑らかで、きめ細かく美しい生地です。こちらには風合いを損なわないよう、ほどよい厚みの、質のよい芯地を貼っております。

持ち手には、深みのあるお色のリネンを。やや太め幅で、薄手のキルト綿を挟み、丈夫に、そしてふんわり心地よく手に馴染むように仕上げました。リネンですが、ちくちく感はなく、滑らかで心地よい感触です。

マチのあるたてながのバッグで、日常使いにも、ちょっとしたお出かけにもお使いいただきやすい形。

リネンですので、夏の暑い時期もさらっと心地よく、また、リネンは汚れも落ちやすい素材ですので、汚れても手洗いで洗っていただきますと、長くお使いいただけます。

それぞれの素材の持つ風合いと魅力を味わっていただける、シンプルながらも存在感のあるバッグです。

◆size (平置で採寸) ◆
横 (口回り) 約 33.5cm
縦 (サイド) 約 34.5cm
マチ 約 6cm
持ち手 約 46.5cm

 

 

 

フィードサックのパッチワークバッグ(white×blue)

ホワイト〜ブルー系のパッチワークが印象的な、ホームスパンリネンのタックバッグです。

表地に用いたのは、ドイツから届いたアンティークのリネン。細かい目で密に織られた、繊細さと素朴さの感じられるリネンで、手紡ぎ・手織りならではのぬくもりある表情が魅力的な生地です。

それに、植物柄のフィードサック2種類と、お花模様の刺繍生地、5種類のアンティークレースを組み合わせて、パッチワークにしてあしらいました。透明の涼しげなビーズも、ちくちくと縫い付けてアクセントに。

裏地に用いたのは、質のよい、しっかりとしたコットン。ぽこぽことしたお花の刺繍が可愛らしい雰囲気です。

持ち手には、フィードサックと同じお色のリネンを。芯を貼ってありますので、適度なしなやかさと丈夫さがあり、肩にかけてもしっくりと馴染みます。

奥ゆきの感じられるブルーとホワイトの組み合わせ…。いろいろ組み合わせたアンティーク素材ならではの、ノスタルジックな雰囲気をお楽しみいただけます。

表地のアンティークリネン

 

裏地の刺繍生地

 

◆size (平置で採寸) ◆
横 (口回り) 約34cm
縦 (サイド) 約30cm
マチ 約6cm
持ち手 約47cm

*内側にポケット付き。