6月初め。田植えの季節。
いつもの見慣れた風景が、少し表情を変えております。
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5月にわが家にやってきたつばめ。こんなに間近で観察することは初めてで、つばめのひとつひとつの動きが愛らしく、おもしろく、驚くことばかり…。少し長くなりますが、ここに記録しておきたいと思います。もしご興味ありましたら、ご覧ください。
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5月31日。家の軒先の巣に雛を発見。
黄色い横長の口がよっつ。毎日餌を待ちます。まだ目は開いていない…ように見えます。
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日に日に大きくなり…
頭や口の下に赤みが。つばめっぽくなってきた。まだ少し産毛が残ってる。子どもたちが大きくなってきて、このころから親は、夜この巣に戻ってこなくなった。子どもたちだけで寝る日々。
しきりに動き、羽を伸ばしたり、毛繕いをしたりするように。
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6月15日。梅雨の晴れ間の、暑い日。
親は餌をあげるというわけでもなく、巣に近づいては飛んでいくということを繰り返す。そうしているうちに、しばらくすると、子どもたちもはじめて巣の外へ…。庭の上を自由自在に飛び回る。楽しそう。気持ちよさそう。
巣には残った一羽が。この子はこの日飛ばなかった。
残りの三羽はその日の夕方、巣に戻ってきた。
翌朝、飛べなかった一羽も一緒に、四羽すべてが巣の外へ。その前の日に残りの三羽が帰ってきたのは、最後の一羽が飛ぶのを待っていたからなのか、四羽とも飛んだその日は、夕方になっても一羽も戻ってこなかった。その次の日も…。にぎやかだった巣がからっぽになると、巣立ったのだとわかっていても、なんだか少し寂しい気持ちに。
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それから3日。ああ、ほんとうに巣立ったのだなあと思っていると、大雨の降った翌日、19日の夕方、なんと三羽が巣に戻ってきた。
そして今日も。朝出て行き、日が暮れる前には帰ってくる。まだしばらくは戻ってくるのかな…それとも帰ってきているのはここ数日気温が低いからなのかな… 大雨が降ったから?四羽いたうちのもう一羽はどうしたのだろう…?わからないことがいっぱい。もっとつばめのことを知りたくなり、つばめの本を注文してみました。
(つづく)
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