日々のこと」カテゴリーアーカイブ

空へ

空に向かって伸びるもの。

この子たちに倣って、手足をうーーーんと伸ばすのが気持ちのよい季節になりました。

 

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わたしたち夫婦が長年お世話になっている先生のかばん。

かばんのかぶせ(蓋)が、歩くたびにぱたぱたとなるので、そうならないようにしてほしいとご依頼があり、留め金具を。

すでに完成しているかばんに取り付けるということもあり、ひねり金具にしました。

歩くたびにぱたぱたなるのが気になって、購入したきりずっと眠っていたかばんだったとのこと。
お使いいただけるようになってわたしもとても嬉しい…!

お手伝いさせていただき、ありがとうございました。

 

 

 

花の雨

4月に入って、早くも一週間が経ち、
桜は満開。

精気にみちみちて。

 

雨に煙る東山。

 

2017年春、雨のなか見た桜を、
一生忘れないと思う。

 

 

 

木の芽晴

いつもよりゆっくりと花開かせた木蓮。
あたりは春の匂いでいっぱい。

 

この一週間、自転車を走らせていると、あちらこちらで卒業式の模様。
別れと出会いの季節…ですね。

 

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あたたかな春の陽を感じながら、受注制作のお品の制作を進めています。
素敵な作品に仕上がりそうで…わくわく。
ご依頼くださったお客さま、もうしばらくお待ちくださいね。

 

 

 

鳥帰る

冬には、琵琶湖疏水にあんなにたくさんいたマガモ。
1週間くらい前、暖かさを感じるようになってきた頃から全く見かけなくなり、彼らはどこへ行ったのだろう…と思い、調べてみると、なんとシベリアに帰る季節なんだとか。

冬になると、北のほうでは川や湖が凍ってしまって餌がとれなくなるので、こちらに渡ってくるのだそうです。
秋頃から見かけるマガモの数がどんどん増え始め、2月の寒い時期には、かなりたくさん泳ぎ、餌をとっているのを見かけました。

彼らはたいてい仲良さそうにつがいでいるのですが、つがいになるのは渡ってきた後の日本なのだそうです。
帰りはつがいで帰り、春にシベリアで子を産み育て…。そして、また季節は巡り…。

 

身近にいるマガモたちが、シベリアと日本という距離を移動しているとは全く知らず、彼らの生活圏のスケールを思い、少しどきどきしてしまいました。

 

マガモがいなくなった疏水沿いに、鷺が一羽。

あと数週間もすれば、この疏水沿いも、桜色に染まります。