日々のこと」カテゴリーアーカイブ

雨のころ

今朝の地震、京都は震度5強で、阪神大震災のときを思い出すような、がたがたと下から突き上げてくる、強い揺れでした。
大阪にお住まいの方は、大丈夫でしたでしょうか…。
みなさま、ご無事でいらっしゃいますように。

先月はいろいろなことがあって、すっかりご無沙汰してしまいました。
この1ヶ月で、知り合いの方の訃報をお聞きすることが複数重なり、なかなか心の整理をすることができずにいました。
どなたも若くして急に亡くなられ、のこされたご家族のことを思うと、本当に胸の痛む思いでした。

お会いしてお話したときのことを思い出す毎日…。
お一人は、神奈川県に住む女性の方で、わたしたち夫婦が何度か家に泊めていただいて、とてもお世話になった方。
数回お会いしただけなのに、初めて会ったときから、ずっと昔から知っていたような感じのする、とても素敵なひとでした。

晩ご飯の後、ふたりで台所に立って洗い物をしながら、いろいろなことを楽しくお話したのを、ありありと、細かなことまで、その人の表情とともに、思い出すことができます。
彼女の子育てのこと、読んだ本のこと、染織家・志村ふくみさんのこと、彼女が昔やっていた仕事のこと、日々の暮らしのこと……。
わたしのかばんづくりも応援してくれて、二度目に遊びに行かせていただいたときには、ハンドメイドにかかわる新聞の切り抜きなどを見せてくれたりもして。

今でもあの家にいて、にっこり笑って、話しかけてくれそうな、気がします。
彼女にしてもらったすべてのことは、彼女の笑顔とともに、わたしのからだに刻み込まれている。
お会いしたのはわずかだったけれど、出会えて本当によかった、と思います。
わたしのなかに残してくれたものを大切に、これからも生きていきたい。

 

 

 

 

夏きざす

雨上がり、五月晴れの一日。

どこへ行くともなく、ぶらぶらとお散歩するのが心地よい季節に。

 

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GWには、自転車で今宮神社を訪れ、創業長保2年以来、1000年以上にわたって営業されているという一文字屋和輔(一和)さんで、あぶり餅をいただいたり…

また別の日には、壬生狂言を観にいったり。

 

連休後半は、ずっと気になっていた雑貨屋さんを訪れ、その道すがら、オットー・ネーベル(Otto Nebel)展が開催されていることを知り、思わず観て帰ったり。

近場でうろうろ、楽しみました。

 
 

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最近は、夏色のバッグを。
久しぶりの、帆布のかばんです。

デザインをいろいろ考えていると、あれもこれも作りたくなる…
夏のおでかけが楽しくなるようなかばんに仕上げられたらいいなあ…と思っています。

 

 

 

行く春

若楓の緑を浴びるように、たくさん歩いた週末。
歩いていると汗ばむほどの陽気でした。

 

季節は春から初夏へ…。
まだまだ制作途中ですが、次の新作は爽やかな夏色で。

 

 

 

もう一歩先へ

4月13日。
大阪まで、ある人のライブへ。

 

その音×詩×歌唱によって生み出される世界には、
ずっと昔に知っていたような懐かしさと、
初めて訪れた異国で味わうような新鮮さがともにあり、
すべてがそこに賭けられた、
そういう種類の美しさが、あった。

 

今生きて、ここで聴けた、という、そのことだけでじゅうぶんで。
いろいろな想いの溢れる夜…でした。

 

 

 

 

卯月に

先週末、桜が満開…
もう散り始めているところもありますが、今年はいろいろな場所で、いろいろな桜を見ることができました。

青い空の下の桜。
夕暮れ時の桜。
夜桜…。

土曜日はちょうど満月。
月夜に白く浮かぶ桜が幻想的でした。

 

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春は何かとやらなければいけないことがたくさんあって、前回の新作のご紹介から時間があいてしまいましたが…制作中だったバッグがようやく完成。
これから写真撮影などして、準備ができましたらshopに並べたいと思っています。
今週か、もしかしたら来週になるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします♪