制作のこと」カテゴリーアーカイブ

京都タワー/しなやかな子山羊革

先日、初めて京都タワーに上ってみました。

 

渉成園から見た京都タワー
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白のボディに赤が少し入っていて、特に夜などは遠くから見ると、いつもろうそくのようだなあと思います。

 

タワーの上からの京都の街。
道路がまっすぐ北に伸びているのがよくわかります。
そして、京都の街が山に囲まれているということも…。
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遠くのほうには大阪の街。
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ちょうど夕暮れ時で、夜景も見られました。
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そして…制作も少しずつ進めています。

うっとりするほど滑らかでしなやかな一枚の子山羊革から、持ち手用の革を切り出して…

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アンティークリネンに縫い付け、さらにカシメで留めて…

 

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手にやさしく、しっくり馴染む持ち手に。

 

 

 

ルビーのような

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新作バッグの裏地に用いた、フランス製、19世紀のアンティークファブリック。
バッグに付けた名、ルビー (rubis) を思わせるような、深みのある美しいローズピンクの地に、繊細で美しい花が描かれています。

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淡く儚げな雰囲気があり、アンティークならではの味わいたっぷりの生地。
バッグの裏地に用いたので、ちらちらと見える様が素敵なバッグに仕上がりました。

 

 

 

秋色のグラデーション

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ホームスパンリネンに、秋らしい葡萄モチーフのアンティークレース…

生成り〜ベージュ系の複数のアンティークレースを組み合わせて、秋色のグラデーションに。
そこに、ミルク色、琥珀色の小さなガラスビーズをちくちくと縫い付けました。

先日ご紹介した、ラミネート加工のリネンのバッグと並行して制作中…です。

 

 

 

ラミネート加工のリネン

雨の日でも気兼ねなくお使いいただけるバッグを作りたくて仕入れた、ラミネート加工のリネン地。

この生地を用いてバッグを制作中です♪
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太めの糸で織られた、素朴な雰囲気が魅力的なこちらのリネン地を、ラミネート加工したもの。
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ラミネート加工されることによって、適度なハリが出て、摩擦や水濡れに強い生地となっています。

リネンならではの美しい亜麻色を生かして、ナチュラルな雰囲気でお持ちいただけるラミネートバッグに仕上げられたら…と思っています。

 

 

 

暑い夏に

連日38度を超えるという猛暑…。
アスファルトの道を一歩はずれて、たくさん木の生えているところや、川沿い道を歩くと、思いのほか涼しかったりするのですが、それでも、昨日、今日と、これまでに経験したことのないくらいの暑さです。

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一年のうちで一番暑い季節ですが、どんな生地でどんなバッグを作ろうかと、秋冬もののイメージを膨らませたり、これまでずっと頭の片隅にありながらも、なかなか着手できないでいたものたちを、少しずつ形にし始めたりしています。

一つの作品がある程度のところまでいったら、いったん置いて別の作品に取りかかり、それがある程度のところまでいったら、また先に作っていたものに戻り、これでいいかと新たな目で見て、変更・修正を加えたり、これでよしとなれば、そのまま次の工程に進んだり。
自分の作ったものを客観的に見るのは難しいので、作るときはいつも、いくつかの作品を並行して進めています。
作り始めた頃は、一つの作品を一気に作り上げていたこともあったのだけれど、完成後に、ここはこうしたほうがよかったと気付くということが多々あったので、このようなスタイルに。

夏を楽しみながら、制作にも励みたいと思います♪