受注制作などのお品」カテゴリーアーカイブ

日々 ::: 水無月 :::

6月も半ばを過ぎ…

あちらこちらで、色とりどりの紫陽花がきれいに咲いています。

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この季節、散歩の途中に毎年見かけるマガモの夫婦。
今年の夫婦は、雄の尾の部分がくるんっとなっているので、いるのはいつも同じ子たちだとわかります。

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また別の日…

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いつもこうやってのんびりーとしていて、わたしが近づいても逃げる気配もなく、一緒にいさせてもらえます♪
しあわせなひととき。

 

 

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そして、番外篇ですが、最近制作したものから…

春子ちゃんの新しいお洋服。
(以前の春子ちゃんの記事はこちら

子らから、春子ちゃんにピンクのお洋服を!というリクエストがあり、作ってみました。
ついでに、春子ちゃんのかばんも一緒に。

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かばんの中には、以前着ていた黄色のお洋服。

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こうやってこまごまとしたものを作っているうちに、人形づくりの楽しさを知ってしまったような…。

子どもたちの中では、春子ちゃんは、今、大学生で、卒業したら結婚して、子どもも生まれるの! というストーリーまでできていて…。
ゆっくりのんびり、時間のあるときに、新しい子も作ってみようかなあ〜と考え中です。

 

 

 

(( 番外編 )) 子どもたちへのお話会のために

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知人の子どもたちへのお話会のために作ったお人形。
人形作りは初めてでした。

布を切り出して、縫って、綿をつめて、お洋服を作って。
髪の毛は、もこもことしたウールの生地で作りました。

お人形は、やはりお顔が一番難しい…。
ほんの少しの角度や大きさの違いで、ずいぶん印象が変わります。
試行錯誤の末、ようやく刺繍で仕上げました。

 

***

 

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当日…
終わってからお絵描きする子。
細かいところまでよく見て、雰囲気をつかんでいてとても上手。

春に生まれたから “春子ちゃん” なのだそうです。

 

 

 

夏に作ったもの/季節は移ろい…

少し遅くなりましたが、この夏に制作したものの一つのご紹介します。

わたしたち夫婦が長くお世話になっている70代の男性の方に、贈り物として作った鞄です。
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わたしの使っているホームスパンリネンのかばんを見て、いい鞄だね、そんなののショルダーバッグがあったら欲しいなあ…と言ってくださったことがあって、でもなかなか手をつけられずにいたのですが、この夏、ようやく形にすることができました。

表地には、その時わたしの持っていたかばんと同じ、淡いベージュ系のホームスパンリネンを用い、バッグのかぶせ部分に、その方をイメージして、茶系の生地を組み合わせてあしらいました。

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持ち手は、バッグの裏地と同じ、しっかりとした帆布で制作…
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バッグ口部分はドットボタンで留められるように。
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ポケットはファスナー付きのものと、スマートフォンを入れられる立体的な形のポケットをつけました。
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あまり硬すぎない鞄がお好きな方なので、バッグ全体にキルト綿を挟み、適度な厚みとふんわり感を持たせ、バッグの底のみしっかりとした芯を入れました。

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先日、無事にお渡しすることができて、ほっと一息。
お世話になっている方にバッグを作らせていただくことができて、嬉しく幸せでした。

 
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そして…
先週末、久しぶりに鴨川に。

川岸に彼岸花
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思いのほか、早くやってきた秋…
静かな秋の夕暮れでした。

 

 

 

ホームスパンリネンのリュックサック(blue)

ご紹介がすっかり遅くなってしまいましたが、
昨年制作させていただきました受注作品のご紹介です。

 
こちらに掲載させていただきました
ホームスパンリネンのリュックサックをご覧くださり、
ご依頼いただいたものです。

 
表地に用いたのは、フランスから届いた厚地のホームスパンリネン。
手紡ぎ、手織りの布で、ぽこぽことした表情に温かみの感じられる、
とても素敵なアンティークのリネン生地です。
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お客さまのご希望で、前ポケットの裏側に、ジャーマンファブリックを用いました。
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ボタンもアンティークのもの。
上品で、とても存在感のあるボタンです。
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(ジャーマンファブリック生地とアンティークのボタンは、
数種類の中からお好きなものをお客さまにお選びいただきました♪)

 
ボタンをはずして開けると…
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内側にはポケット。繊細なアンティークレースをあしらっています。
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バックスタイル。
肩ひも裏地のジャーマンファブリックをちらりとのぞかせて。
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肩ひもは、長さが調節できるようになっています。
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アンティークならではの、くったりとした生地の質感や、
まるで生地が生きて呼吸していているかのような
ぬくもりある雰囲気をお楽しみいただけるリュックサックに仕上がりました。
素敵なご縁をいただき、どうもありがとうございました。

 

 

 

リメイク

仕入れたジャーマンファブリックの中には、
ピローケースやデュベカバーとして使われていたものやデッドストックのものもあって、
そういうものは、たいてい、中のものを出し入れできるように
こんなボタンのついた袋状のものになっています。

 
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ボタンホールも、こんなふうに丁寧に手で縫って作られていたり。
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せっかくなので、このボタンを生かして…と思い、
アンティークのホームスパンリネンとあわせて、
こんなリュックを作りました。
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ボタンのついていた部分はそのまま用いて、ポケットに。
裏もつけていますので、ポケットとして使えるようになっています。
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ふたの裏地にもジャーマンファブリック。
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肩ひも。裏地のジャーマンファブリックが
表からもちらりと見えるように縫い合わせました。
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底には芯も入れてしっかりと丈夫に…。
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内側にはポケットも。
こちらにも肩ひもと同じホームスパンリネンを用いています。
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どこかほっこりとした温かみのある、
アンティーク素材の生きた軽やかなリュックに仕上がりました。