出会ったもの・こと」カテゴリーアーカイブ

金の環

太陽が欠けた
2012-05-21 07.17.56
昨日
京都では 月の影がやや右寄りの ぎりぎりの金環
ほんとうに 金の指輪のような日食だった
いまでこそ 
これが月の影だということを “わかって” 見ているけれど
たとえば平安時代の人たちは
どんなふうに見ていた(感じていた)のだろう…と思う
太陽が欠けて
あたりが薄暗くなって 少し肌寒くなって
そして
再び太陽が満ちて
あたりが明るくなって 暖かくなって
まんまるの太陽に
太陽も月もまるいんだなー

けいちつ

先日、とある小さな中華料理やさんに行ったとき、入り口近くで、
「冬眠中」と書かれたダンボール箱を見かけました。
???
いったい何が冬眠しているんだろう?と思って、
勘定を済ませ、店を出るときにダンボール箱の隙間からちょっとのぞいてみると、
どうやら中には水槽があるみたい。
ダンボール箱の隙間はとても小さなもので、
当然のことながら箱にすっかり覆われて中は真っ暗だったので、
水槽の中に何がいるのかまではわかりませんでした。
今日は、家のすぐ近くにあるお寺の
梅の花が咲き始めているのを見かけました。
毎年、通りがかりにふわりとよい香りを届けてくれる梅の花。
あ〜、もうそんな季節か…と思って調べてみると
暦の上では、3月6日頃は「啓蟄」なのだそうです。
冬眠していた虫たちや動物たちが、冬ごもり(蟄)からひらかれる季節。
そういえば、中華料理やさんの「あの子」も
もうそろそろ目を覚ますときが近づいているのを
どこかで感じとっているのかしらと思って、
ふと、このことを思い出したのでした。
次に行ったときには、きっと会える…
かな。
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雪の夜

しんしんと雪が降り、
わずかな時間で、まるで北の雪国であるかのように様変わり。
もうこの冬は雪の積もる街を見られないかと思ったけれど、
思わぬときに思わぬ形での、雪景色。
乗ってきた自転車を押しながら、まだだれも歩いていない雪道を、
雪のやわらかな感触と、それを踏みしめて歩く感触を味わいながら、歩いて帰る。
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