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十七夜盆踊り

9月17日

旧暦8月17日は「十七夜」と呼ばれ、毎年9月17日に、東大寺二月堂で万燈明、万灯籠がともされ、観音さまへの法要が行われます。
今年は、ちょうど中秋の名月。

お堂の下では、十七夜盆踊りが開催されていました。
関西圏で一番最後の盆踊りで、踊り納めとも言われるそうです。

二月堂にお参りしてから、せっかくなので、輪の中へ。
河内音頭と江州音頭を踊りました。

盆踊り好きの方が集まっていると見え、ものすごい熱気。
この空気感の中で、盆踊りの音頭に浸って踊るのは、ただただ楽しく、とてもしあわせなひとときでした。

 

 

 

およく

8月9日

功徳日に、東大寺二月堂に参拝に行きました。

この日は一年の中でも特別な観音様の縁日で、この日にお参りすると、四万六千日お参りした功徳があるのだそうです。
功徳に浴するという意味で「功徳日(およく)」と呼ばれています。

この日は、最高気温37度。午前中に行きましたが、家から自転車で行くと汗だくに…
休憩所で、そうめんと冷やしぜんざいをいただいて、ほんとうに、生き返る心地でした。

万燈明料をお納めして福引も。

 

二月堂には、大小二体の十一面観音菩薩さま(二月堂のご本尊が大観音、修二会期間中のご本尊が小観音)が祀られていて、絶対秘仏で目にすることはできませんが、この日はお堂の中のお写真で、二月堂のご本尊の大観音を拝見することができました。
(修二会期間中に奈良国博で開催されている「お水取り展」で、大観音、小観音の描かれた巻物を拝見することができます。)

 

普段閉じているお堂が開かれて、お参りさせていただけて、ただただそれだけで、とてもありがたい気持ちに…

一番暑い季節にお参りして、たくさんのエネルギーをいただいて帰りました。

 

 

 

夏の一夜

昨夜は、下鴨神社の末社・井上社の神事、みたらし祭へ。

お社まではだしで御手洗池の中を進み、ご祭神の瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)にろうそくをお供えして、ご神水をいただきます。

闇にぼうわりと浮かぶ提灯の灯に、お供えされたたくさんのろうそくの火のゆらめき。
ひたした足に感じる凍るような冷たさと、陸に上がってから戻ってくるあたたかさ…。

罪穢れを祓い、心身ともに清らかになって、無病息災をお祈りしました。
また一年、健やかに過ごせますように。

 

2年前のみたらし祭ですくったメダカは、3代目になり、家の小さな水槽で元気に。
メスがいなくなってしまったので、10匹ほどすくって、連れて帰りました。

 

祗園祭の屋台で出会ったホテイアオイ。
この子の浮かぶ鉢が、メダカたちの住処になる予定です♪

 

 
 

節替り

先日の新作UPの際は、ご来店いただき、ありがとうございました!
お買い上げくださったお客さま、ありがとうございます。

これから春に向けて、制作していきたいと思っています。
またどうぞよろしくお願いします*

 

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昨日は、毎年恒例の吉田神社の節分祭へ。
思わずして、境内で、赤鬼、青鬼、黄鬼と遭遇しました。

子どもを見つけては、「ウォー」を襲いかかるようにし、子どもは「えーん」と泣き…。
大人になった今でも、近づいてこられると少しどきどきします…!

屋台で甘酒をいただき、恵方巻きを買って帰りました♪

 

 

 

夏の日

今年は梅雨が長く、例年になく涼しい日が続いていましたが、
8月に入り、一年で一番暑い季節に。

鴨川は水遊びする人でいっぱい。

2016-07-23 11.43.19

先週末は、8年ぶりに下鴨神社の御手洗(みたらし)祭に行ってきました。
裸足になって御手洗池を歩き、穢れを祓い、無病息災を祈る「足つけ神事」。
今年は比較的涼しくて、池の水はとっても冷たく……!
行ったのがちょうど土用の丑の日だったので、とてもたくさんの人で賑わっていました。

屋台では、めだかすくい。

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めだかは小さい上にすばしっこくて、最初は「すくえるかなー」という感じだったのだけれど、水槽の一番端っこで、すくう紙を動かさず、じっととどまっていると、自然にその上にやってくる子がいて、やってきた時にそっとすくいあげると、うまくいくことを発見。
「持ち帰り 7匹まで」と書かれていたのですが、15匹すくって、「全部持って帰っていいよー」と屋台のお兄さん。

うちで飼っている金魚とどじょうとは別の水槽を用意して、飼育中です。
小さいのがたくさんで、みんな小さなひれを一心に動かしていて…。
じっと見入ってしまう毎日です。