投稿者「shiroi mokuren」のアーカイブ

鳥帰る

冬には、琵琶湖疏水にあんなにたくさんいたマガモ。
1週間くらい前、暖かさを感じるようになってきた頃から全く見かけなくなり、彼らはどこへ行ったのだろう…と思い、調べてみると、なんとシベリアに帰る季節なんだとか。

冬になると、北のほうでは川や湖が凍ってしまって餌がとれなくなるので、こちらに渡ってくるのだそうです。
秋頃から見かけるマガモの数がどんどん増え始め、2月の寒い時期には、かなりたくさん泳ぎ、餌をとっているのを見かけました。

彼らはたいてい仲良さそうにつがいでいるのですが、つがいになるのは渡ってきた後の日本なのだそうです。
帰りはつがいで帰り、春にシベリアで子を産み育て…。そして、また季節は巡り…。

 

身近にいるマガモたちが、シベリアと日本という距離を移動しているとは全く知らず、彼らの生活圏のスケールを思い、少しどきどきしてしまいました。

 

マガモがいなくなった疏水沿いに、鷺が一羽。

あと数週間もすれば、この疏水沿いも、桜色に染まります。

 

 

ありがとうございました

先日の新作UPの際には、たくさんの方にご来店いただき、ありがとうございました。
お買い上げくださったお客さま、いつもありがとうございます。
お届けのかばんが、日々の暮らしの中で、お役に立てましたら幸いです。

 

少しずつやってくる春を感じながら…
新しく作りたいと思うものが、ふつふつと。

ひとつひとつ、形にしていけたら…と思っています。
またどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

啓蟄

日差しは暖かく、日が暮れるとまだまだ寒く…
梅の花は七分咲。

 

完成したバッグの撮影をようやく終えて、shopへのUPの準備をしています。
今週末か、来週頃には並べられるかな…と思っています。

いつものようにUP当日に、メールマガジンとHPのinformationでお知らせしますね。

制作したバッグが、みなさまのもとに、春の空気をお届けできますように。

 

 

 

春の方へ

寒い日が続いていますが…

植物も、動物たちも、内側では春に向けて、少しずつ変わりつつあるのを感じるこの頃。
わたしたちのからだも、梅の花が咲き始める頃から満開になる頃までの間の変化が、一年で一番大きいのだそうです。

 

***

 

春らしく。軽やかに。

制作中のアンティークレースのバッグ。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、小さなパールビーズをちくちくと、一つづつ手で縫い付けています。

今月末〜3月上旬頃には、shopに並べられればいいなあ…と思っています。

 

 

 

アニメーションの神様

とっても寒い週末でしたね。
今日も雪の予報です。

 

少し前のことになってしまいましたが…
先日、ロシア人アニメーター、ユーリー・ノルシュテイン監督6作品の特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界」を観てきました。

これまでアメリカと日本のアニメーションしか見たことのなかったわたしにとっては衝撃…の一言。
質感・テクスチャの豊かさ、詩的で繊細な世界…。表現の幅と奥行きが、こんなにも多様で、豊かで、美しいアニメーションがあるのだ、と。

今でもその映像が頭の片隅に。

まだこれから公開の地域もあるようなので、ご興味のある方はぜひ…!