投稿者「shiroi mokuren」のアーカイブ

春のアン

以前、制作したアンのお人形を見てくださったお客さまからご依頼をいただいて、似たような雰囲気のアンを作らせていただきました。

髪の毛は赤毛のウール。

ワンピースには、グリーンゲイブルズを思わせるような深い緑色のコットン。
木の実柄で、落ち着いた雰囲気がすてきな生地で仕立てました。

エプロンには先染め生地。
花柄とチェックの生地をパッチしております。

エプロンの裾も、刺繍糸でちくちくとステッチ。

ワンピースの裾には、オーガニックコットンのカットワークレース。

スカートもエプロンもギャザーたっぷりでふんわりとしています。

後ろ姿。

春らしいふんわりとした雰囲気のお人形に仕上がりました。

こちらのアンは、大阪府のお客さまのもとへ。
ご依頼いただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

雪の精

ここにきて、ものすごく寒い日が続いています。
大雪のところもあるようですが、みなさまのお住まいの地域は大丈夫でしょうか…。

寒さのピーク。
強い風に、雪の精が舞っているようで。

雪の精って、こんなかな…と想像しながら作りました。

ギャザーたっぷりのふんわりしたスカート。

とんがり帽子の先には、ぼんぼりを。

季節ごとの妖精がいても楽しいかも…しれません。

 

 

 

光の春

今日は立春。
暦の上では春に。
まだまだ寒いですが、日差しが明るく、日も長くなって、ちいさな春を見つけるのが楽しいこのごろです。

昨日は所用があって京都まで。
帰りに、吉田神社の節分祭に寄りました。

京都に住んでいた頃は、毎年必ず行っていた節分祭。
最後に行ったのは、奈良に引っ越しする2週間ほど前でした。

5年ぶりに訪れ、とても懐かしい気持ちに。
お参りすることができて、よい日となりました。

 

 

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こちらは、パッチワークの手提げかばん。
新しく作ったものです。

手紡ぎの綿に、朱〜赤系の生地を合わせてパッチワークしています。

手紡ぎならではの、やさしい風合い。

裏地もついているので丈夫です。

このサイズは、サブバッグとしても使いやすく、使わない時は畳んでかばんに入れて持ち運ぶこともできるので、ひとつあると重宝します♩

 

 

 

旧正月

今日は、新月で、旧暦の元旦。
もうすぐ立春。
一年のはじまりは、春とともに。

 

新しく作ったかばんのご紹介です。

ひとつは、ナチュラルな雰囲気の生地をパッチワークしてあしらった、綿麻ラミネートのトートバッグ。

もうひとつは、お花モチーフのモノトーンショルダーです。

こちらは、上質なリネンにキルト綿を挟んで、ふんわりと適度な厚みのあるかばんに仕上げております。

 

 

 

大寒

昨日は大寒だったけれど、日差しはあたたか、寒さも少し和らいで、春を感じる一日でした。

お庭の蝋梅も咲きはじめ、ふんわりよい香り。

梅の蕾も、少しずつ。

春の足音が聞こえてくるよう…。

 

寒いと、ちくちく手元で手縫いをしたいような感じが続くのですが、暖かいとからだも動かしやすく、ミシンがけもしようかな、という気分になり、作業がはかどります。

先日、ご紹介したリュックと同じ形のものを、違う生地で作ったかばんのご紹介です。

やや厚みのある生地を表地に用いたので、しっかりとしたリュックに仕上がりました。

前側のポケット。ウッドボタンに紐をかけて開閉できます。

口部分は、内布と同じ生地で。しっかりとした綿麻のストライプ生地です。

裏側には持ち手も。

内側には大きめのポケットがふたつ。あえて、ひとつはストライプ柄を逆にしてみました。

 

そして、もうひとつは、本革の肩紐・フラップ付きのウールの斜めがけショルダー。

底にタックを入れています。

こちらもウッドボタンと紐で開閉するタイプ。

フラップも肩紐も、大きな牛革から切り出して、作りました。
フラップは切りっぱなしの一枚革ですが、肩紐は強度を高めるために、2枚重ねて縫い合わせています。

少しわかりづかいかもしれないのですが、表布にはキルト綿をはさんで、メープル模様にキルトしてみました。
ささやかなアクセントに。

size: たて 26cm × よこ 24cm