気がつけば…もう8月も終わり。
朝起きると、なんだか、しん、としていて、
静かだなあ……と思い、なぜだろうと考えて、
蝉の鳴き声がしないからだと気付きました。
聞こえるのはわずか数匹の鳴くつくつくぼうしの声。
夏の終わりはどこか寂しい感じもします。
この夏は、和歌山に住む祖母の家に行き、米寿のお祝いをしたり、
例年通り、お盆に法事で夫の実家へ行き、
みんなで晩ご飯を食べた後にちびっこたちと花火をしたり、
送り火を見たり、
琵琶湖に行ったり、
高校時代の友人と10年以上ぶりに再会したりしました。
私のかつてお世話になったある方が、
今年の3月に亡くなったことを知ったのも、この夏でした。
毎年同じようでも、いろいろのことが少しずつ変わっていきます…
日差しには夏の名残はあるものの、吹く風は秋の風。
季節の移り変わりを身体いっぱいに感じながら、
秋冬ものを作っていけたらいいなあと思います。