月別アーカイブ: 2025年1月

旧正月

今日は、新月で、旧暦の元旦。
もうすぐ立春。
一年のはじまりは、春とともに。

 

新しく作ったかばんのご紹介です。

ひとつは、ナチュラルな雰囲気の生地をパッチワークしてあしらった、綿麻ラミネートのトートバッグ。

もうひとつは、お花モチーフのモノトーンショルダーです。

こちらは、上質なリネンにキルト綿を挟んで、ふんわりと適度な厚みのあるかばんに仕上げております。

 

 

 

大寒

昨日は大寒だったけれど、日差しはあたたか、寒さも少し和らいで、春を感じる一日でした。

お庭の蝋梅も咲きはじめ、ふんわりよい香り。

梅の蕾も、少しずつ。

春の足音が聞こえてくるよう…。

 

寒いと、ちくちく手元で手縫いをしたいような感じが続くのですが、暖かいとからだも動かしやすく、ミシンがけもしようかな、という気分になり、作業がはかどります。

先日、ご紹介したリュックと同じ形のものを、違う生地で作ったかばんのご紹介です。

やや厚みのある生地を表地に用いたので、しっかりとしたリュックに仕上がりました。

前側のポケット。ウッドボタンに紐をかけて開閉できます。

口部分は、内布と同じ生地で。しっかりとした綿麻のストライプ生地です。

裏側には持ち手も。

内側には大きめのポケットがふたつ。あえて、ひとつはストライプ柄を逆にしてみました。

 

そして、もうひとつは、本革の肩紐・フラップ付きのウールの斜めがけショルダー。

底にタックを入れています。

こちらもウッドボタンと紐で開閉するタイプ。

フラップも肩紐も、大きな牛革から切り出して、作りました。
フラップは切りっぱなしの一枚革ですが、肩紐は強度を高めるために、2枚重ねて縫い合わせています。

少しわかりづかいかもしれないのですが、表布にはキルト綿をはさんで、メープル模様にキルトしてみました。
ささやかなアクセントに。

size: たて 26cm × よこ 24cm

 

 

 

日差しのなかで

お正月に家にやってきた福寿草。
15日、芽が少しずつほころんできたと思ったら…

今日のお昼、あたたかな日差しの中で花咲かせていました。

花びらの一枚一枚が、みずみずしく艶やかで…
寒い冬のさなかに咲くこの一輪で、しあわせな気持ちになりました。

 

さて…
今年初めて作ったかばん。
お揃いの、小さなリュックと斜めがけショルダーです。

ポケット部分に使ったのは、ふっくらしたやわらかなダブルガーゼにカットワーク刺繍がほどこされた生地。
色は、春らしい、ふわっとした淡いパープル系のお色です。
生地の耳の部分のスカラップをそのまま生かしてみました。
ボタンは、本革のボタン。

地は、ドイツのアンティークのマングルクロス。
目が詰まっていて丈夫なのに軽いので、かばんにぴったりの生地です。

口はきゅっと絞るタイプ。

紐は、網目がかわいいリネン混の紐です。

中には大きめのポケットをふたつ。
コンパクトなサイズ感で、使いやすい形のリュックです。

size: よこ30cm × たて38cm (口部分は含まず)

そして、お揃いの斜めがけショルダーバッグ。

こちらはマグネットボタンで開閉するタイプ。

こちらも、中にはポケットがふたつ。

肩紐はリネンです。

マチもなく究極にシンプルな形で、気軽に使えそうなショルダーに仕上がりました。

size: よこ29cm × たて26cm

重くてかたい鞄は苦手。
布のやわらかさがあり、持ったときに身体に馴染むかばん、
かばん自体の重さのない、軽やかなかばんが好き。

そんなふうな、素材にこだわった、シンプルな形の使いやすいかばんを作れたらと思っています。

 

 

 

初ミシン

お正月は、とてもよいお天気で風もあったので、凧揚げをしました。

どこまでも高く…
初めて、手元に巻いてあるタコ糸がなくなるまで(!)揚がったのでした。

 

新年初ミシンは、新しいランチョンマットの製作。

ずいぶん前に作って使っていたマットがだいぶ汚れて古くなっていたので、久々に新調しました。
新しくなると、とても気持ちがいい…♩

お気に入りの木の箸置きに合わせて生地を選んでみました。

表は先染めの綿生地、裏は綿麻生地。
どちらも、風合いを楽しめる生地です。

今年も、いろいろ作った物を、こちらでご紹介できれば…と思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

迎春

新しい年を迎えました。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

初詣に行くと、福寿草の苗が売られていました。
ひとつ買って帰り、さっそく鉢に植えつけ。

花咲かせてくれますように…