ずっと行きたかった、洞川温泉へ。
標高820mほどで、奈良市内よりも3℃〜5℃ほど低く、まだ暑さの残る日だったので、なんだかほっとするような、気持ちよさでした。
みたらい渓谷へ行き、少し歩いたり…
夕暮れ時に温泉街をお散歩したりしました。
洞川温泉は、大峯信仰の登山基地として栄えてきたので、民宿や土産物屋さん、そして、生薬由来の胃腸薬、陀羅尼助のお店がたくさん。
高野槙を売るお店も。
街の絵の描かれた、すてきな窓もありました。
一泊して、翌日は、大峰山の登山口まで行き、大峰山を遥拝。
降りてきて、五代松鍾乳洞へ行きました。
モノレールで上に上がります。
この扉が鍾乳洞への入り口。
中に入るとひんやり。しゃがんで移動したり、上がったり、下がったり。
鍾乳石は、1cm伸びるのに100年。
石筍が伸びるのには、なんと200年かかるのだそうです。
案内してくださった方がとても面白くお話してくださって、楽しいひとときでした。
そして…出口付近で出会ったのは、なんと、睡眠中の小さなコウモリ。
自然にいるコウモリを間近で見たのは初めてだったので、どきどき。
その後、周辺を少し歩き、
名水、ごろごろ水をいただいて、帰途につきました。
帰ってから、いただいてきたごろごろ水でお茶やコーヒーを淹れてみると、想像をはるかに超える、感動の美味しさ…
水でこれだけ変わる。
この水でご飯を炊けば、料理をすれば…
水汲み場では、大きなポリタンクにたくさん水を汲みにきている方がいらしたのですが、うん、うん、そういうことか、と納得。
水によって生かされている、この水がいのちの土台なのだ、と、山のありがたさ、水の豊かさをひしひしと感じる旅でした。