月別アーカイブ: 2020年8月

アンティークレースの花柄バッグ(ivory)

アンティークのカットワークレースがアクセントになったショルダーバッグです。

表地に用いたのは、丈夫かつ身体に馴染むやわらかさのあるコットン。淡いクリーム色に白のお花が散りばめられた、清楚で上品な雰囲気の生地です。

かばんの口回りには、2種類のアンティークレースと、グログランリボンを縫い付けてアクセントに。サイドには、品のよい金色で縁取られたミルク色のお花のアンティークボタンとリボンを。

内布に用いたのは、植物染めのコットン。アセンヤクという茜科の植物のエキスで染められた生地で、植物染めならではのやわらかでやさしい自然な色合いが魅力的です。バッグを持った際に、ちらちらと見える表情がアクセントに。

内側には、17cm×13cmのポケットがひとつ。ポケットにも可愛らしいアンティークレースを縫い付けています。

たっぷり入る使いやすい大きさ。しっかりと厚みと幅のある丈夫な持ち手ですので、肩にかけやすくなっています。

くったりとして身体に馴染むやわらかなかばん。
アンティークレースならではの繊細でやさしい雰囲気お楽しみください♪

かばん右端の、shiroi mokuren のイニシャル(S.M)モチーフもアンティーク品です。

 

♦size (平置きで採寸)♦

縦(かばん上端まで)約38.5cm、横 約40cm
持ち手の長さ 約50cm、マチ 約8cm

*バッグ口部分はマグネットボタンで開閉。
*バッグ前側・後ろ側とも同デザインです。(イニシャルモチーフはバッグ前側のみ)

 

ありがとうございます。SOLD OUTとなりました。

 

 

 

花柄ラミネートのトートバッグ(brown)

ナチュラルな雰囲気の、綿麻ラミネートのトートバッグです。

表地に用いたのは、花柄の綿麻生地(コットンリネン)をラミネート加工した生地。摩擦や水濡れに強く、また適度な厚みのある質のよい生地です。

こっくりとした秋らしいマロン色の生地に、リネンのレース2種類と、ダークブラウンのはしごレースをあわせました。また、バッグサイドにはグログランリボンと、しっとりとした風合いの可愛らしい革のボタンをつけてアクセントに。

持ち手に用いたのは、ダークブラウンの本革(牛革)。1枚の革から切り出し、2枚あわせてしっかりと縫い合わせています。やわらかさのある革ですので、手にしっくりとやさしく馴染みます。

内布には、丈夫な綿麻生地を。横20cm×たて14cmの内ポケットがひとつ。ポケットにも、可愛らしい小さなリネンのレースを縫い付けています。

日常づかいにお使いいただきやすい、ナチュラルな雰囲気をお楽しみいただけるバッグです。

 

♦size (平置きで採寸)♦

縦(かばん上端まで)約27.5cm、横 約41.5cm
持ち手の長さ 約34.5cm、マチ 約10cm

*バッグ口部分はマグネットボタンで開閉。
*バッグ前側・後ろ側とも同デザインです。

 

ありがとうございます。SOLD OUTとなりました。

 

 

 

夏の終わり

夕暮れ時、家の北のほうにある水上池をお散歩。
西大寺に向かう車道から一本北に入るだけでとても静か。
別世界に迷いこんだかのような…感覚になります。

鳴く蝉の声も、ヒグラシからツクツクボウシに。
日が暮れると、草むらから松虫の声。
秋を感じる風。

平城宮跡のつばめは、お盆頃を境に少なくなってきたような感じがします。
この夏見た、つばめのねぐら入り。写真ではあまりうまくとれませんでしたが、実際に間近でみると、ものすごい迫力…でした。

夕暮れ時、どこからともなく、たくさんのつばめが集まってきて…

日の入りとともにねぐらに入ります。

つばめたちは順々に、南へと旅立つ季節。また来年…♪



さて、カーテンづくりはようやく終盤。

作る予定ではなかったのですが、洗面所やキッチンの小窓も、夏は日差しが強くて暑いので、カーテンがあったほうがいいように感じ、レースカーテンの残り生地で作ってみました。

クリップで挟むタイプのものだと上にすきまが空きすぎるので、2本ひもを縫い付けて、リボンでとめられるような仕様に。

現行品では、素朴な綿のテープで気に入るものが意外となく…家にあったアンティークの素材を使いました。

カーテン一枚でずいぶん居心地よく。日差しをしのげるだけでなく、カーテンがあるだけで空間にぬくもりが出るような感じがします。

カーテンは、残すところ、厚地カーテン2窓分…!となりました。

 

 

 

夏の日

ようやく梅雨が明けたと思ったら、一気に暑く…
でも、奈良は風の抜ける感じがあって、京都にいたころに比べると過ごしやすいなと感じます。

先週は畑の土作り。
畝をつくり、その上に乾燥させて雑草をたっぷり載せて、黒いマルチで覆います。

こうすることで糸状菌がよく働き、菌糸が土のなかに伸びて増えることで団粒構造が発達し、農薬はもちろん肥料もなしで元気な野菜が育つ…と聞き、やってみています。はじめてのことばかりでどきどき。1ヶ月後、2ヶ月後の変化が楽しみです。

そして、カーテンと並行して、秋にむけてかばんも少しずつ。
また折をみて、ご紹介できたらと思っています♪よろしくお願いいたします。

最後に…最近うれしかったこと。

平城宮跡につばめのねぐらがあるようで、日暮れ前はちょうどねぐら入りの時間にあたり、とてもたくさんのつばめ(空が黒くなるほど、ほんとうにたくさん…!)が集まってきます。
その様子を見ていたら、空からつばめの羽がひらひらと。
手を伸ばすと、ひらりと掌に。
やわらかで、一部分だけ白い丸の入った小さな羽。
日にかざして見てみると、真っ黒ではなく、茶や青が混じっていることがわかります。
つばめからの贈り物のように感じて、なんだかうれしく…。
大切にとっておこうと思った夏の日でした。