夏の終わりの夕暮れ時に
フランスのアンティーク・ホームスパンリネンに花鳥柄のジャーマンファブリックをあしらったラウンドバッグです。
ホームスパンリネンは 1860年代のフランスのもの。ふんわりと包み込まれるようなやさしい手触りで、素朴な味わいのホームスパンリネンです。手紡ぎならではのぽこぽことしたリネンの節は、どこか懐かしく温かな気持ちにさせてくれます。

このホームスパンリネンにあしらったのは、シックな花鳥柄のジャーマンファブリック。それに2種類のアンティーク・カットワークレースを合わせました。
口回りには少しくすんだような味わい深いお色のフランス・リヨン製のガロンをあしらってアクセントに。バッグの口部分はグログランリボンで開閉できるようになっています。


裏地は、しっかりとした綿麻生地。ホームスパンリネンのやさしい雰囲気とよく合う、やさしく落ち着いたお色味の生地です。
内ポケットの口回りにもアンティークレースをあしらいました。

持ち手には、上品なお色のマングルクロス生地を用いました。マングルクロスですのでとっても丈夫で、また幅を広めにとっていますので、肩にもしっくりと馴染みます。こちらにもアンティークレースをあしらい、ちらりとブルーがのぞくように仕上げました。

バッグ本体には強度を上げるため、キルト綿を挟んでいます。マチはありませんが、ぽってりとした形で意外とたくさん収納でき、お出かけの際にとても便利です♪
アンティークホワイトに花鳥柄のジャーマンファブリックがアクセントになった、存在感のあるラウンドバッグです。
◆size (平置で採寸) ◆
w (口回り) 約42cm
h (中央) 約33.5cm
持ち手 約54cm
表地にシックでエレガントなインポートの花柄生地を、裏地に生成りのコットンを用いて制作したタックバッグです。

バッグ口回りには、バッグの表側、内側ともに、生成り色のレースをあしらってアクセントに…。また、バッグ表側にはふんわりとしたアンティークレースと素敵なアンティークボタンで作ったリボンブローチをつけました。

表地は、手で繊細に描かれた上に丁寧に白色が重ねられたような、とても品よく赴きのある生地…。女性らしい、たおやかな雰囲気が魅力的です。



バッグの口部分にはたっぷりとタックを入れていますので、裾広がりの、ふんわりとしたスカートのような、とてもきれいなラインです。また、物を出し入れしやすいように、サイドにはスリットを入れています。


裏地に用いたのは、目の詰まったコットン。程よくハリがあり、とてもしっかりとした丈夫な生地です。
ファスナー付きの内ポケットをつけました。


持ち手とバッグ口部分には上質な本革を用いました。やさしいお色味のグレーで上品な雰囲気。1枚の牛革から切り出し、2枚重ねてしっかりと縫い合わせています。しっとりとした肌触りで、また適度なしなやかさがある革ですので、持った際に肩や手にしっくりと馴染みます。

以下2枚のお写真は、全体的に白っぽく映ってしまっていますが、
スリット部分や全体的な形のご参考までに…。


遠出するときや荷物の多いときに活躍しそうな、質のよい素材にこだわった、落ち着いた華やかさのあるバッグです。
◆size (平置で採寸) ◆
w(口回り)約30cm (底部分)45.5cm
h(中央) 47cm
マチ 13cm
持ち手の長さ 58cm (バッグの口部分から測定)