ホワイトリネンのポーチ
今回は 刺繍とパールのステッチを入れたものを
制作しました
一つは ローズ色
ローズはやはり可愛らしい
永遠の乙女のために…

もうひとつは
勿忘草色(forget-me-not blue)
勿忘草を思わせるような
清楚で上品な色
永遠の淑女のために……

新作バッグとともに 本日4月21日の夜
online shopに並べる予定です
みなさまのご来店を
心よりお待ちしております
月別アーカイブ: 2013年4月
Rose Laurencin
ホームスパンリネンのこと
これまでに少しずつ集めてきた、アンティークのホームスパンリネン。
ホームスパン(home spun)とは、手紡ぎ、手織りの布のこと。
麻の栽培から糸紡ぎ、織りまでのすべての行程が家庭(農家)で行われ、
丁寧な手仕事によって作られたものです。


手で紡がれた糸は太さが均一ではなく、
そのような糸で織り上げられた布だから、その表面もぽこぽことしていて。
まるで布が生きて呼吸しているような、そんな感じがします。
これらのリネンは、日常着や袋物、カバー類、シーツなどとして
“日々の暮らし” のなかで使われてきたもの。
毎日使われたものだからこそ醸し出される、独特のあたたかみと味わい深さ…
そして、気取らない、素朴な雰囲気が、何にも替えがたい魅力のひとつ。
そして…
ホームスパンリネンは、そのテクスチャももちろんそうなのですが、
シンプルな白、生成り色が、本当に美しい…。
中には、その美しい白、生成り色に、
使っていた人のイニシャルが刺繍されたものも…。
洗濯場で他の人のものと間違えないように刺繍されたのだそうです。

洗濯場で間違えないように…ということを超えて、
より装飾的なデザインのものも。

*
仕入れているのは、主にドイツ、ハンガリー、フランスなどのホームスパンリネン。
ひとくちに “ホームスパンリネン” と言っても、
色や厚みも違えば、もちろん手触りも表情も、ひとつひとつ異なります。
こういう意味で、ホームスパンリネンとの出会いも本当に “ご縁”。
次回のonline shop への新作UP時には、
ホームスパンリネンを用いて制作したバッグもご紹介する予定です。







