布のバッグを作ってみよう という
ほんの小さな思いつきから始まった制作が
いつしか 自分のため だけのものではなくなって
多くの人とのつながりを
そして これまでに味わったことのない種類の喜びを
与えてくれるものとなっているということ
縁あって わたしの元にやってきたレースや布たちを使って
バッグや布小物を 作ることができるということ
それを いろいろな場所で いろいろな形で
使っていただけるということ
そして お客さまからいただいた
温かいお言葉やお写真…
みなさまの優しさと温かさに たくさんの力をいただいて
日々制作させていただけることに
感謝の気持ちでいっぱいです
いつもホームページを訪ねてきてくださっている方
バッグや小物を使ってくださっている方
心温まるメッセージを送ってくださる方
shiroi mokuren のことを陰で静かに見守ってくださっている方
そして
いつもお世話になっている布屋さん 手芸屋さん
毎日使っているミシンと裁縫道具たち
ありがとう
少しおかしな喩えに聞こえるかもしれないけれど
何もない野原に 一輪の赤い花を咲かせられるような
そんなかばん屋でありたい
と思っています
来年も shiroi mokuren をどうぞよろしくおねがいいたします
どうか 2012年が みなさまにとって
幸多き年となりますように…

月別アーカイブ: 2011年12月
代金引換手数料について
このたび、代金引換用に新しく口座を開設し、
代金引換の手数料がこれまでよりお安くご利用いただけるようになりました。
手数料は、お買い上げ金額が3万円未満の場合は370円、
3万円以上の場合は580円となります。
どうぞご利用くださいませ。
ご質問、ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
聖夜…
みなさまいかがお過ごしですか…。
クリスマスって、子どもの頃はそれはそれは楽しみで、
25日の朝、起きると枕元にプレゼントが置かれていることが
嬉しくって仕方がなかったことを覚えています。
ある時期には、煙突のない家なのに、
どこからサンタが入ってくるのだろうと真剣に悩み、
両親に聞くと、いつも「お風呂の窓からやで。ちゃんと開いてるやろ。」と。
「こんな狭いところから…???」と思いつつも、
一晩にしてプレゼントを子どもたちに配れるサンタさんなのだから、
きっと、すーっと身体を細めて入って来れるのだろう!などと、妙に納得していました。
高校生の頃は、学校でクリスマス礼拝というものがあって、
「久しく待ちーーーにしー、主はとく来たーーりてー♪」
「主は来ませりー、主は来ませりーー♪」
などと聖歌を歌って過ごしたり…。
今となっては、特にケーキを食べるわけでもなく、
わりといつもと変わらず過ごすわが家ですが、
部屋で流れている音楽はクリスマスの曲だったりします。
いろいろな時期の、いろいろなクリスマスの過ごし方があるのと同じように、
それぞれの家庭に、それぞれのクリスマスの過ごし方があるのでしょうね…♪

写真は、何年か前のクリスマスにドイツの家庭におじゃました際に、
おみやげとしていただいた、ツリーの飾りの天使。
帰り際、「ツリーの飾りの中からどれでも好きなの持っていっていいわよ」
と奥さまが言ってくださり、いただいてきたものです。
藁のような素材で作られています。
ちょっと日本のこけしに似た感じもあって、可愛い天使…。
この小さな天使が、みなさまにたくさんの幸せを運んでくれますように!
どうかよいクリスマスをお過ごしください…*
冬の空気に…

とても冷え込む日の続いている京都です。
先ほど天気予報を見ていると、今週末の京都には雪だるまのマークが…!
もしかすると、ホワイトクリスマスになるのでしょうか…
なんだかずっと暖かな秋〜初冬だったので、
そうそう、冬ってこんな感じだった…と
久しぶりに冬の空気に触れている思いです。
*
12月には、嬉しいことに制作のご依頼をいくつかいただき、
そちらの作品を集中して作っていました。
昨日、無事に納品して一段落し、今日からまた Shop 用のバッグを作り始めています。
でも気がつくと、今年ももうあと10日ばかりで、
年内のアップはちょっと難しそう…。
楽しみにお待ちいただいていた方には、本当に申し訳ない思いでいっぱいなのですが、
新しい年に、新たな気持ちで Shop に並べられればと思っていますので、
どうぞよろしくお願いします。
Diary のほうは、ちょこちょこ更新しようと思っていますので、
もしよろしければ、またのぞいてみてくださいね。
赤い妖精
所用で大阪にでかけると、クリスマスツリーにクリスマスの音楽。
街はすっかりクリスマス一色。
クリスマスと言えば思い出すのが、
実家のクリスマスツリーに飾られていたこのサンタクロース。

いつもだいたいツリーの正面に飾られていて、
幼い頃はこのサンタさんが少し怖かった…。
見るとなんだか目があっているような感じがして、
ツリーの前を通るときはいつもちょっと横目で見ながら通っていた。
わたしたちが大きくなって、
家で毎年クリスマスツリーを出さなくなってからしばらくして、
ツリーやその飾りなどを整理しているときにこのサンタさんと再会した。
どこか怖いような、懐かしいような、
シュールなんだけど、それと同時に、どこかでこんな妖精サンタが
本当に生きて存在していそうなリアルな感じもあって…。
やっぱりこの人のことがとても気になっていて、
そのときからずっと、わたしの手元にとっている。
今となっては、小さい頃からずっとわたしを見守ってくれている
お守りのようなものだ。
ツリーの飾り。
それにまつわるいろいろの思い出…。
