
庭のマリーゴールド。
母にもらった苗を植えたら、そこから毎年こぼれ種でどんどん増えて、今年は、庭のあちらこちらにとってもたくさん咲きました。

あまりにたくさん咲いているので、マリーゴールドの花を摘んで染めてみることに。
お鍋に入れて、20分ほど煮出して染液を作ります。

そこに、あらかじめミョウバンで媒染した布(綿と絹の2種類)を入れて、15分くらい、動かしながら浸します。

上が綿、下が絹。

マリーゴールドは、一般的には、赤色の花だと黄緑色に、黄色の花だと黄色に染まるとのことで、庭にマリーゴールドは赤の入った花だったので、黄緑色っぽい色になるかな、と予想していたのですが、染めてみると、ほのかに黄緑色も感じられる鮮やかな黄色に…!
マリーゴールドはとても強い花だけれど、その花で染めた色は、まさにマリーゴールドの逞しさを感じさせる、力のある色。
まるでお日さまを布に閉じ込めたよう。
今回は生のお花で染めてみたけれど、乾燥させた花だとまた違うのかしら…
そう思って、花をたくさん摘んで天日干しにもしてみています。
