表地にアンティーク・ホームスパンリネンを、裏地にジャーマンファブリックを用いて制作したタックバッグです。
ホームスパンリネンは、19世紀フランスのもの。目が詰まっていて、非常にしっかりと織られた生地でありながら、リネンならではのくったり感としなやかさが魅力的で、なんとも言えず上品な雰囲気の、リネン好きの方ならば、ためいきが出るような素敵な生地です。この生地のもつ品のよさや質感、魅力を存分にお楽しみいただけるように、と思い、それが生きるようなバッグの形に、そしてデザインはシンプルに。
もともとクッションカバーのようなものとして使われていたようで、生地端にレースが手で丁寧に縫い付けられている状態で手元にやってきたので、そのレースをそのまま生かした形でバッグにリメイクしました。
少しわかりにくかもしれませんが、レースには素敵なバラ柄が織り込まれています。
口回りにはブルーのリボンを丁寧に縫い付けました。リボンにはアンティークボタンもあしらってアクセントに…。くすんだ感じのお色が味わい深いボタンです。
裏地のジャーマンファブリックは愛らしいバラ柄。レースのバラ柄とあわせてみました。しあわせをたくさん運んでくれそうなファブリックです。
持ち手の裏地もジャーマンファブリック。表からもちらりとジャーマンファブリクがのぞくように仕上げています。
タックバッグですので、見た目はすっきりとしているのに意外とたくさん収納でき、お出かけの際にとても便利です♪
アンティークホワイトにブルーのリボンが鮮やかに映える、存在感のあるタックバッグに仕上がりました。
◆size (平置で採寸) ◆
w (口回り) 約31.5cm、 (最大) 約54cm
h (中央) 約36cm(レース部分を入れると約39cm)
持ち手 約53.5cm