仕入れたアンティークレースの中に、
こんなお品がありました。
いろいろな種類のレースやモチーフが一つひとつ、
とても丁寧に、手で縫い合わせられて作られています。
ボビンレース、チュールレース、ヴァレンシエンヌレース、
カットワークレースにクロッシェレース…。
細やかな手仕事に感服。
中央の刺繍は、麦の穂のモチーフ…でしょうか。
豊穣を祈念して作られたものなのかも…
…そう思って見てみると、
上の写真の四隅に配されているクロッシェレースのモチーフは、
なんとなく植物の実のようにも見えてきます。
経年による傷みがありますが、
生かせるところを極力生かして、リメイクしたいな…と思います。