つばめの巣/カーテンづくりその2

家の軒先につばめの巣。2羽出入りしているよう。
黒い頭だけが見えてるのが、かわいい…。
毎日そっと見守っております。

 

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さて、一番大きな掃出し窓のカーテンづくり。まずはレースカーテンから。
生地巾が100cmなので、窓のサイズに合わせて縫い合わせる必要があり、生地だけでなんと18m。カットして2枚の大きなカーテン生地に縫い合わせるだけで数時間の作業となりました。

大きい生地を扱うの、たいへんさもありますが、楽しい…です。
生地自体が動かないように、自分があっちへいったりこっちへいったり。
自分のからだより大きいものを作るのには、独特のわくわく感があります。自分が小さくなってしまったような感覚になったりもして。全体を見渡せないので、今、目の前の作業にひたすら集中します。

ここからさらに、カーテンの上部に芯を縫い付け…

タックをよせて、ひとつひとつ縫っていきます。

カーテンは、扱う生地が大きいという大変さはあるけれど、縫うのは直線縫いばかり。ミシンとひとつになって、ただ、ひたすら、たんたんと縫い続けるのは、どこか瞑想的で心地よい…です。

一日、数時間、一工程ずつ進めて、同じものを左右で2枚つくり、1週間弱で完成しました。

今まで作ったものの中で一番大きいかも。縫っているのがレースカーテンということもあってか、途中、ウエディングドレスを縫うのもこんな感じなのかなという気持ちになりました。(ウエディングドレスの方がもっと複雑な縫製だけれど。)

一番大きいのを先に作ってしまうと、他の小さな窓のカーテンの作業がずっと楽に…。あと3部屋分と少し。のんびり、楽しみながらつくります。